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栃木強盗殺人の“主導役”か 40代男の逮捕状取得もすでに東南アジアに逃亡の可能性…“指示役”男の知人か 「トクリュウ」による事件とみて捜査

国内
2026-05-27 18:41

栃木県で女性が殺害された強盗殺人事件から10日あまり、捜査に大きな動きがありました。警察は、強盗殺人の疑いで、事件を主導したとみられる40代の男の逮捕状を取りました。男は東南アジアに逃亡した可能性があるということです。


今月14日、上三川町の住宅で富山英子さん(69)が殺害されるなどした事件。これまでに実行役の少年4人と指示役とみられる竹前海斗容疑者(28)、妻の美結容疑者(25)が逮捕されていますが、新たに事件の主導役とみられる男の存在が明らかになりました。


警察によると、この男は40代で、現場の指示役とみられる海斗容疑者に秘匿性の高い通信アプリで連絡を取っていたということで、きのう警察が強盗殺人の疑いで逮捕状を取ったことがわかりました。男は海斗容疑者の知人とみられるということです。


現場近くに住む男性
「今回、1人新たにということになると、何人今後出てくるのかわからない。どこまでが続いていて、どうなっているのか、やっぱり不安です」
「(逮捕状について)いいことですね、全部撲滅してもらいたい」


今回の事件、4人の少年のうち2番目に逮捕された少年が事件前に竹前容疑者夫婦と知り合ったとみられ、現場の指示役とみられる海斗容疑者が、この少年を通じて仲間を集めさせた可能性があるといいます。


少年4人と竹前容疑者夫婦は、事件当日にはじめて顔を合わせたとみられ、夫婦がバールなどの凶器を事前に準備し、少年らに渡したと警察はみていますが…


少年の一部
「事件当日まで普通のバイトだと思っていた。『やらなければ家族や友達を殺す』と脅された」


また、竹前容疑者夫婦は犯行時、栃木県内の現場から離れた場所からスマホのアプリで通話しながら、少年らにリアルタイムで指示を出していたとみられています。


こうした事件のいきさつから、警察は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」による事件とみて捜査。竹前容疑者夫婦のさらに上に、別の人物がいるとみて捜査していました。


関係者によると、これまでに押収されていた事件の関係者のスマートフォンを解析するなどした結果、竹前海斗容疑者が何者かと連絡を取っていたことがわかり、40代の男が浮上したということです。


警察は、この男が事件を主導したとみていますが、男は事件の数日後に中国に出国し、すでに東南アジアに逃亡した可能性があるといいます。


捜査関係者によると、指示役とみられる竹前海斗容疑者も羽田空港で逮捕された際、韓国のインチョンを経由し、フィリピンのマニラに逃亡しようとしていたとみられ、警察は逮捕状を取った40代の男について、海外当局と連携して捜査する方針です。


この事件をめぐっては、事件1週間ほど前に、現場となった富山さんの住宅周辺で不審な車が目撃されていました。


記者
「不審車両は、この道の先でパトカーに止められ、中に乗っていた渡辺容疑者が逮捕されたということです」


警察は、今月6日に現場近くで盗難ナンバーの黒い軽ワゴン車に乗っていたとして、茨城県八千代町の清掃作業員・渡辺昌英容疑者(41)を逮捕。そして、住宅侵入に使えるマイナスドライバーを所持したとして、きょう再逮捕しました。


警察によると、渡辺容疑者は黒い車には他に2人が乗っていたと供述、警察が行方を捜査していますが、このグループと今回の事件の実行役の少年らは別のグループとみられています。


取り調べに対し、渡辺容疑者は…


渡辺容疑者
「闇バイトに応募した」


警察は、逮捕状を取った40代の男が事件を計画し、現場の指示役を通じて実行役を集めた「トクリュウ」による事件とみて、全容解明を急いでいます。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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