物価高の夏休みに“コスパ抜群のレジャー”として注目を集める「スタンプラリー」。企業や自治体の開催が相次ぐなか、お財布に優しいだけではない人気の理由に迫ります。
【写真で見る】群馬県が作成「GUNMA PASSPORT」 気になる中身は?
スタンプラリー 主催者側のメリット
山形純菜キャスター:
スタンプを押して集める「スタンプラリー」。
自治体のスタンプラリーをサポートする、はんこメーカーのシャチハタによると、効果としては大きく3つあるといいます。
【回遊性の向上】
スタンプラリーのポイントの設置数が多いと、その分周辺の店に立ち寄る機会も増える
【滞在時間の向上】
立ち寄る機会が増え、様々な場所をめぐるということで、その地域に滞在する時間が長くなる
【“ついで買い”も】
滞在時間が延びることで、ついで買いも増加する
スタンプラリーも「デジタル化」
山形純菜キャスター:
スタンプラリーといえば、紙にスタンプを押すイメージがありますが、実は今、時代とともにデジタル化しているんです。
【千葉県・袖ケ浦市のデジタルスタンプラリー】
・市内の10か所を巡るイベント
・スマホアプリで参加
・参加者全員にステッカープレゼント
・5か所達成で「特産品詰め合わせ」プレゼント(抽選で10人)
・全10か所達成で「袖ケ浦産の新米3kg引換券」プレゼント(抽選で5人)
※8月17日まで
このイベントは、スマホアプリで参加するため、紙を印刷するコストを削減できるというのです。
担当者は、「予算は約55万円。現時点では十分な費用対効果があったと認識している」といいます。
井上貴博キャスター:
観光客が集中してしまう人気のエリアから分散させて、人の流れを変えられるっていうことはすごくうまくできていると思います。
群馬に話題のスタンプラリー登場
山形純菜キャスター:
群馬県が作成した、パスポート型のパンフレット「GUNMA PASSPORT」。
県内の観光地や特産品の紹介に加えて、35の市町村に用意されたスタンプを集められるスタンプ帳がついているんです。
すべて集めると、特別スタンプがもらえるそうで、現在、379人がスタンプをコンプリートしていて、その中には県外の人もいるということです。(8月10日時点)
パスポートは、現在、4万部交付中で、群馬県担当者は、「県内で買い物をしたり、宿泊をしたりした人も。地域と連携しながら、観光消費を推進したい」といいます。
井上キャスター:
デジタルに逆行しているようで面白い。手元に残るというのもいいですね。
山形キャスター:
パスポート提示で特典もあるんです。
沼田市・原田農園では、パスポートを提示することで、自家製のスイーツとドリンクサービスを受けることができるということです。(味覚狩りを利用の場合のみ)
重ねてスタンプ「1枚の絵」に
コレクション欲が掻き立てられる珍しいスタンプラリーもあるんです。
山形県・鶴岡市のスタンプラリーは、出羽三山や、致道博物館など、5か所に設置されているスタンプを重ねて押していくと、市内の名所・名物が色鮮やかな1枚の絵に仕上がる仕組みになっているんです。
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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴
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