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「東武建設」無線機を任意提出 4人死亡の東武列車事故 現場の指揮系統は?過去にも列車と作業員が接触する事故 栃木

国内
2026-08-24 18:05

栃木県の東武日光線で、作業員4人が列車と接触し死亡した事故。作業を請け負っていた「東武建設」が警察に対し、無線機を任意で提出していたことが分かりました。


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次々と運び出される段ボール。きのう、警察が家宅捜索を行ったのは、東武鉄道のグループ会社「東武建設」です。


事故があったのは、先週木曜。栃木県鹿沼市の東武日光線「新鹿沼駅」で、除草作業をしていた男性4人が特急列車「スペーシアX」と接触し、死亡したのです。亡くなった4人は事故当時、ホーム前の線路上にいました。


当時の状況は、4人の近くには列車の接近を知らせる「列車見張り員」が1人。さらに、300メートルほど手前の踏切には「中継見張り員」がいましたが…


東武鉄道 佐藤晃一 施設部部長
「列車見張り員との意思疎通ができる状況ではなかった」


現場の指揮系統はどうなっていたのか。東武鉄道の安全確認の手順によりますと、まず「中継見張り員」が「列車見張り員」に待避を合図。作業員らは線路から離れ、全員の待避を確認したあと、それぞれの見張り員が列車に「接近了解」の合図をします。


今わかっているのは、事故現場に近い「列車見張り員」が、この合図を出していたことです。


東武鉄道によりますと、運転士はこの合図を受けると警笛を鳴らすルールがあり、事故を起こした「スペーシアX」も少なくとも1回、現場の215メートル手前で警笛を鳴らしていたといいます。


実は2012年にも、列車と作業員が接触する事故がありました。東武鉄道によりますと、このときは「列車見張り員」が全員の待避を確認したうえで、列車に“安全”の合図を出しましたが、その後、何らかの理由で作業員が線路上に戻り、事故が起きてしまったということです。


この事故以降、再発防止策として、現場には必ず元請け会社の社員を置くようにしていたといいます。今回も元請けである東武建設から現場の責任者=「作業指揮者」が配置されていましたが、現時点でどのような対応をしていたかは明らかになっていません。


東武鉄道の関係者によりますと、当日は除草作業の開始以降、事故までの間に上下あわせて3本の列車が現場を走行しましたが、特に問題はなかったといいます。


捜査関係者によりますと、作業を請け負っていた「東武建設」は事故の当日、警察に対し「無線機」を任意で提出したということです。


警察は業務上過失致死の疑いで調べを進めています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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