
「106万円の壁」と呼ばれる厚生年金の加入の要件の1つが、きょう(10月1日)撤廃されました。
厚生年金と健康保険に加入する要件はこれまで、▼従業員51人以上の企業で、▼週20時間以上働き、▼年収106万円以上の人とされていました。このうち、年収106万円以上の人という要件が、きょう撤廃されました。
年収106万円以上という要件をめぐっては、この年収を超えると保険料の負担によって手取りが減ることから、「106万円の壁」と呼ばれ、働き控えにつながるとされていました。
こうした中、この春に、最低賃金で週20時間以上働けば、すべての都道府県で賃金の要件を満たすこととなり、「106万円の壁」は事実上、撤廃されていました。
今後は、週20時間働いた時点で、厚生年金と健康保険の保険料を支払う義務が生じますが、将来受け取る年金は増えることになります。
従業員51人以上の企業という要件については、今後、段階的に縮小され、2035年に撤廃されます。
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