
警察庁はきょう、金融機関を装った電話で口座情報を聞き出す手口の「ボイスフィッシング」の被害金、およそ3000万円をマネーロンダリングしたとして、ベトナム国籍の女(34)が起訴されたと発表しました。
起訴されたのは、ベトナム国籍の無職、グエン・テイ・フオン(34)被告です。
警察庁によりますと、グエン被告は去年3月、共謀して、他の人物が管理する口座からマネロングループが管理する別の口座にあわせておよそ3000万円を振り込んだ組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されました。
グエン被告はベトナムを拠点とするマネロングループと「ボイスフィッシング」の実行役との仲介役だったということです。
「ボイスフィッシング」は金融機関を装い、「インターネットバンキングのIDやパスワードの更新時期が来ている」などと言って、ニセのサイトに誘導して口座情報を盗む手口です。
おととし10月ごろから去年4月ごろまでに、全国で日本国内の企業を狙った被害が相次いでいて、被害件数はおよそ80件、被害額はおよそ29億円に上っています。
警察庁は、そのうち15億円はベトナム国籍の犯罪グループによるものとみて、このマネロングループとの関連を調べています。
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