
難病の血管炎の治療薬「タブネオス」を服用した患者が20人以上死亡した問題で、厚生労働省は先ほど、新規患者への投与を控えるよう医療機関などに要請することを決めました。製造販売の承認を取り消すかどうか、年内にも判断する方針です。
アメリカの企業が開発した血管炎の治療薬「タブネオス」は、長野県の製薬会社「キッセイ薬品工業」が国内で販売していますが、これまでに服用した23人が重篤な肝機能障害を発症し、死亡しています。
こうした中、厚労省は、きょう開かれた専門部会で、▼新規患者についてタブネオスの投与を控えること、▼投与中の患者には、投与の中止か、代わりの治療を検討することなどを、医療機関などに要請することを決めました。
タブネオスをめぐっては、有効性を示す臨床試験の信頼性に問題があるとされていて、EU=ヨーロッパ連合では今年8月に承認が取り消され使用できなくなっているほか、アメリカでは承認取り消しが勧告されています。
厚労省は、承認を取り消すかどうか、年内にも判断する方針です。
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