ヨーロッパの首脳らがウクライナの安全保障などを話し合う会議がイギリスで開かれ、スターマー首相は複数の国がウクライナとともに「停戦計画」を作ることで合意したと明らかにしました。
会議はおよそ2時間にわたって行われ、ヨーロッパなど15か国の首脳らのほか、ゼレンスキー大統領も出席しました。
終了後、スターマー首相はウクライナへの軍事支援やロシアへの経済制裁の強化など、和平を保証するための“4段階の計画”を発表。
また、イギリスやフランスのほか、ヨーロッパの複数の国が参加する「有志連合」を結成し、「停戦計画」をウクライナとともに策定することで合意したと明らかにしました。この計画には、停戦実現後に平和維持部隊を派遣することも想定されています。
イギリス スターマー首相
「我々は今、歴史の岐路に立っています。これ以上、議論を続けるべきではない。行動を起こす時です」
また、ウクライナとの関係が悪化したアメリカについて、スターマー首相は「アメリカが信頼できない同盟国だとは思っていない」と強調したうえで、有志連合による停戦計画も「アメリカの協力を得ており、今後も協議する」との考えを示しました。
一方、フランスのマクロン大統領は、会議前にフランスの有力紙「フィガロ」のインタビューに応じ、イギリスのスターマー首相と共に、陸上を除く「空や海、そしてエネルギー施設での1か月間の停戦」を提案する考えを示しました。
会議終了後、マクロン大統領は自身のXに「ウクライナの強固で永続的な平和のために行動し、安全を保証する決意を固めている」と投稿しています。
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