
中国への輸出用牛肉を加工するアメリカ国内の数百か所の施設で、中国政府が輸出に必要な登録を更新していないことがわかりました。アメリカの関税引き上げに対する報復措置の可能性があります。
ロイター通信によりますと、アメリカ国内にある中国への輸出用食肉加工施設1000か所以上の登録が今月16日付で失効しました。
その後、豚肉や鶏肉を加工する数百か所の施設は、2030年までの登録が認められましたが、牛肉を加工する数百か所の施設は中国の税関総署のホームページに「期限切れ」と表示され、中国への輸出に必要な登録が更新されていない状態となっています。
中国政府は、国内で商品を販売する外国の食品輸出業者に税関への登録を義務付けていて、今回の件はアメリカのトランプ政権による関税引き上げへの報復措置の可能性があります。
また、中国政府はアメリカによる関税引き上げへの対抗策として、10日からアメリカ産の農水産物などに最大15%の関税を上乗せしていて、牛肉や鶏肉、豚肉も対象となっています。
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