
タイ軍は22日、特殊詐欺拠点があるミャンマーとの国境近くで日本人の男性1人を一時保護したと発表しました。詐欺集団に巻き込まれるおそれもあるとして、立ち退きを指示したということです。
タイ軍によりますと、ミャンマーと国境を接する西部ターク県メーソートの検問所で22日早朝、乗り合いのワゴン車に乗っていた40代の日本人男性が一時保護されました。
男性は地元警察の聞き取りに対し、「観光目的で訪れた」と話しましたが、宿泊施設を予約していなかったということです。
タイ軍は、男性がだまされてミャンマーに渡り、特殊詐欺拠点に連れていかれるおそれもあるとして、立ち退きを指示したということです。
ミャンマーの特殊詐欺拠点に多くの外国人が監禁され、詐欺に加担させられている問題を受け、タイ軍は国境地帯での警備を強化していて、先月にも別の日本人男性が一時保護されています。
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