
イタリアの北部で化学物質「PFAS」を工場から流出させ、地下水などを汚染させたとして、イタリアの裁判所は三菱商事の関連会社の幹部だった日本人ら11人に有罪判決を言い渡しました。
地元メディアなどによりますと、イタリア北部のベネト州で、三菱商事の関連会社だった「ミテニ社」が、2013年に有機フッ素化合物の「PFAS」を工場から地下水や河川などに流出していると州当局が特定しました。周辺の3つの州の住民およそ35万人に影響を与えたとされています。
この問題では、問題の発覚当時、三菱商事からミテニ社に出向していた日本人4人を含む15人が起訴されていました。
イタリアの裁判所は26日、このうち11人を有罪とし、日本人3人に禁錮11年から16年の刑を言い渡したということです。日本人1人を含む4人は無罪となりました。
判決を受けて、三菱商事はJNNの取材に対し「内容を確認の上、対応を精査する」としています。
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