コメの価格高騰を背景に放出される備蓄米について、農林水産省は来週3月10日から入札を実施すると発表しました。

農水省が出した入札公告によりますと、放出する備蓄米の入札は大手集荷業者を対象に今月10日から12日に行われ、売り渡す業者を選びます。

売り渡す銘柄は宮城県産の「ひとめぼれ」や山形県産の「はえぬき」などで、初回は2024年産の10万トンと2023年産の5万トン、合わせて15万トンが対象です。

入札を経て実際に店頭に並ぶのは、早ければ今月下旬の見通しです。

備蓄米の放出が発表されたのは先月ですが、5キロあたりの平均価格が4000円に迫る勢いなど、コメの価格は高止まりしたままで、今後、放出により価格が落ち着くのかが焦点となっています。

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