一連のフジテレビの問題で、第三者委員会は中居氏と女性のトラブルについて、フジテレビの「業務の延長線上」における性暴力だったと認定しました。このあと午後5時から調査結果を説明します。会見場から中継です。
2か月前、10時間超えの会見が行われた会場。きょうも400席近くの椅子が並べられ、午後5時からの第三者委員会の会見を前に多くの報道陣が集まっています。
報告書はさきほど公表され、第三者委員会は中居正広氏と女性のトラブルについて「性暴力と認められ、重大な人権侵害だ」と認定しました。また、こうした事案が「フジテレビの業務の延長線上で発生した」と考えられるとしました。
さらに、フジテレビが事案を把握した後もコンプライアンス部門への報告が遅れ、1年半にわたって中居氏の番組を続けたことなどについて「経営判断の体をなしていない」と厳しく指摘しました。
フジテレビ 清水賢治 社長
「〔Q.清水社長だったり、(HDの)金光社長の進退に影響は?〕それについては今の時点では何も申し上げることはありません」
そのうえで、清水社長はけさ、「内容次第で改めて関係者の処分などを検討したい」と話していて、このあと午後7時からの会見では、再発防止策や企業風土の改革に向けた対応策などを打ち出す予定です。
スポンサーや視聴者の信頼回復への足がかりとできるか、正念場を迎えています。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・「誰も死なないという選択肢は考えられない」幼少期の虐待・ネグレクトの末たどり着いた両親の殺害 15歳の少年が逃れたかった「恐怖と束縛」