NTTドコモがネット銀行大手の「住信SBIネット銀行」を買収し、出遅れていた銀行事業に参入する方向で調整を進めていることが分かりました。
関係者によりますと、NTTドコモは「住信SBIネット銀行」の過半数の株式を取得し、子会社化する方向で調整していて、きょうの取締役会で決議します。
通信料収入が頭打ちとなるなか、携帯大手の間ではスマホ決済やポイントなどの金融サービスを拡大し、通信契約とセットで利用者を囲い込む“経済圏競争”が激しくなっています。
ドコモはおととし、証券会社を子会社化しましたが、携帯大手のなかで唯一、金融事業の核とも言える銀行を傘下に持たず、出遅れが指摘されていました。
800万を超える預金口座を持つ銀行を傘下に置き、ドコモのスマホ決済「d払い」などとの連携を進めることで、金融サービスで巻き返しを図りたい考えです。
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