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飲食チェーン店で続々「夏メニュー前倒し」例年より“3か月早め”の登場も【THE TIME,】

経済
2025-05-30 07:00

熱中症への懸念から、東京・足立区の花火大会は開催を7月から5月に前倒しに。飲食チェーン店でも“猛暑対策”が前倒しで始まっています。


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春から「冷やし中華」で売れ行き好調

4月から、<冷やし中華始めました。>


餃子専門店『大阪王将』では、夏の風物詩「五目冷やし中華」(820円)を4月24日から販売。すでに1か月経過しましたが、売れ行きは上々だといいます。(※店内飲食のみで提供・店舗により価格が異なる場合があります)


取締役執行役員・渡部卓也さん:
「昼の時間帯は多く注文が入り、普段の2倍の注文が入る。暑い期間が延びているので、“例年よりも1か月⻑く販売”している」


5月21日には全国216地点で真夏日を観測するなど早くも気温が上昇する中、お客さんも嬉しそうです。


「朝から暑かったから『冷たいもの美味しそう』と思って」(40代男性)
「夏になるまで待つのではなく、暑いときから冷やし中華を食べられると良い」(50代男性)


「3月下旬から」“夏の麺”

『長崎ちゃんぽん リンガーハット』でも、2024年は5月中旬から販売していた「夏の麺」を、“2か月近く早め”3月下旬から販売開始。


ごま風味の冷たいとんこつスープに、夏野菜の茄子がごろごろ入ったピリ辛麻婆茄子をのせた「冷やしちゃんぽん麻婆茄子」(980円)をはじめ、「梅肉と鶏むね肉の冷やしまぜめん」(980円)など、夏日を記録した日には1日で1万2000食以上も売れるほど好評だといいます。(※店舗によって価格は異なります)


20代男性客:
「さっぱりしたの食べたいなと思って、皿うどんが食べたかったけど冷やしまぜ麺あったので選んじゃいました」


「3か月早めて」冷やしそば

『天丼てんや』でも、大人気の「夏限定の冷やしそば」を4月末から販売。


「ほたるいかかき揚げ冷やしそば」(920円)は、江戸そば御三家の一つ冷たい「薮そば」に、ほたるいか・あおさ・玉ねぎを合わせた「かき揚げ」と、海老・いんげんの「天ぷら」をトッピングした一品。(※期間限定6月中旬までの新商品・一部販売していない店舗、販売価格が異なる店舗があります)


THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員:
「そばの香りがしっかりあって、⻭ごたえがあってバランスが良い。夏にぴったり」


2025年は「予報でかなり暑くなる時期が早くなると聞いたので」(『ロイヤル株式会社』商品企画部・保井歩さん)と、販売を過去より“3カ月早めた”といいます。


家でお手軽「冷やしカレー」

夏限定メニューに力を入れているのは『無印良品』でも。


2024年よりも1週間早く売り場が設置されたのは、レンジで温めるのではなく“冷蔵庫で冷やして食べる”レトルトの「冷やしカレー」シリーズ。(※各1人前180g・350円)


▼レモンとドライトマトの酸味を生かし、ひよこ豆でまろやかに仕上げた「レモンクリームチキンカレー」
▼11種類のスパイスを使ったトマトソースに、海老を加えインド風に仕上げた「えびとトマトのカレー」


“冷たいカレー”はどんな味なのか?
▼ハーブの香りがするココナッツミルクソースに生姜を加えた「チキンジンジャーカレー」を食べてみると…


山根部員:
「ハーブのさわやかな香りと、カレーだけどさらりとした口当たりなのでさっぱりと食べごたえもあって、とても美味しい」


冷たい水で混ぜるだけ「冷やし茶漬け」

さらに、お茶漬けにも“冷やし”バージョンが新登場。


『無印良品』東京有明スタッフ・李さん:
「2023年から発売した『冷やしカレー』が2024年にすごく人気だったので、2025年は新シリーズとして『冷やし茶漬け』を発売している」


フリーズドライのお茶漬けの素をご飯にのせ、冷たい水をかけてかき混ぜればOK。
「きざみ野菜の山形だし」は、夏野菜の胡瓜やオクラ、青じそを刻んで和えた冷やし茶漬けです。


山根部員:
「オクラと昆布のトロっと感がたまらない。⻘じそのさわやかな風味もします。これは夏さっぱり食べられる」


暑いときに食べたくなるラインナップは全部で4種類。(※各2食・390円)
▼梅の酸味に⻑いもやきのこの食感を生かした「梅肉と長いも」
▼ピリッと辛い「キムチとザーサイ」
▼鶏肉の旨みを生かした出汁にふんわりとしたかき卵とトマト、ニラを合わせた「黒酢とかき卵」


暑すぎる夏を冷やしてくれる“猛暑対策商戦”は、すでに過熱しているようです。


(THE TIME,2025年5月26日放送より)


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