横浜市教育委員会は勤務していた学校の児童や生徒にわいせつな行為をしたとして昨年度、当時小学校の校長だった男性など3人を懲戒免職としていたと発表しました。
横浜市教育委員会が懲戒免職を発表したのは、いずれも当時、▼20代の中学校教諭と、▼臨時任用の70代の小学校教諭、▼60代の小学校校長の男性3人です。
市教委によりますと、20代の中学校教諭は、昨年度、校内で生徒の胸や下半身を触るわいせつな行為をし、臨時任用の70代の小学校教諭は校内で児童に抱きつくなどのわいせつな行為をしたということです。また、60代の小学校の校長は、2022年度より前に校長室で児童にキスをしたということです。
発表が遅れたことについて市教委は、「被害者がまだ在校しているため、特定されないよう配慮し遅らせた」としています。
処分を受けた3人はいずれも裁判で有罪判決を受けていますが、この裁判では「被害者の情報が拡散されるのを防ぐため」として、市教委が職員を大量動員して傍聴席を埋め、一般傍聴を妨害していました。
市教委は「不祥事根絶に向けて全力で取り組んでまいります。申し訳ございません」と謝罪しています。
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