人の名前を覚えるのは難しい・・君の名前は?にならないためのコツ
2016-09-23 10:51:08
「君の名は。」という映画が大ヒットとなっている。ニュースでも最近、取り上げられておりお気づきのことと思う。そこで今回は映画にちなんで、人の名前を覚えることに関して解説していこうと思う。学校や会社で新しい人の名前を覚えられずに、「えっと、君の名前は?」とならないようにしよう。
人の名前を覚えるのは実は難しい
人の名前を覚えるのは、実は難しい。なぜならば、顔と名前という2つの情報を同時に記憶しておかないといけないからだ。人の名前を覚えるとき、脳の中では人の顔と名前という2つの情報、画像情報と文字情報を処理している。恐らくこんな経験があるはずだ。以前あったことがある人とたまたま道で出会って挨拶されたが、顔は覚えているのだけれど名前が出てこない。話をしている最中に思い出そうとしても結局思い出せず、そのまま別れてしまう。こういった現象は、相手の顔の画像情報が名前という文字情報に結び付いていないため起こってしまう。さらに、人間は感情が絡んだ情報は覚えやすいが、名前など文字だけでは感情が起きないものは覚えにくいという性質がある。そのため、実は人の名前を覚えることは難しい。
人の名前を覚えるのに必要なコツ
意外と人の名前を覚えるのが難しいというのは、前述したとおりであるが、人の名前を覚えるのにも、いくつかコツがある。
- 1. 名前を覚える意志を持つ
- 2. 自分の感情に絡めて覚える
- 3. 頭の中で反芻する
以下で紹介していこう。
名前を覚える意志を強く持つ
人の名前を覚えるときは、かならず「この人の名前は覚えよう」という意志を持つことがまずは重要である。当たり前のことではあるが、初めての人と会う時に意識している人は意外と多くない。ボンヤリと人と会うのではなく、「この人の名前は絶対に忘れないぞ」という気持ちをもって会うようにしよう。頭の中で意識するだけで、記憶にとどまりやすくなる。
自分の感情に絡めて名前を覚える
人間は、感情と絡まった情報は覚えやすい性質にある。そのため、人の名前を覚えるときは、自分の感情と絡めた情報にして頭の中に残しておくと良い。「彗星を見た時に初めて会って一緒に泣いた○○さん」など、恐らく絶対に忘れないだろう。そういった感じで、感情に絡めているとすぐに覚えることができるのだ。
頭の中で名前と顔を何度も思い出そうとしてみる
人の名前を覚えるときは、何度も思い出すことが重要だ。何を話したか、どんな表情をしていたか、などそういった体験も絡めて顔と名前を思い出そうとすることで、脳の中に定着してくる。また、人間の性質上、何回も思い出すことで短期記憶から長期記憶に移り、忘れなくなってくる。具体的には、初めて会ったら別れてすぐに「あの人の名前なんだっけ?」と頭の中で考え、思い出す。そのあと、寝る前に同じように、名前と顔を思い出すなどである。
人の名前を何度も聞くとイメージダウン
人の名前を覚えておかないと、イメージが悪くなる。「この人、自分に興味がないのだな」と相手に思わせることになり、相手からの印象が悪くなるのだ。逆にすぐに名前を覚えてもらえると、信頼度、信用度アップにつながる。そのため、名前はしっかり覚えるようにしよう。
人の名前を覚えるには まとめ
いかがでしたか?人の名前を覚えるということに関して参考になっただろうか?
人の名前を記憶することは、意外と難しく、なかなか覚えられなくて悩んでいる方も多い。
ぜひ今回の記事を参考にしてほしい。
情報提供元: ESTART編集部