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東京・豊洲のチームラボプラネッツに誰でも楽しめる屋外展示アート「空から降り注ぐ憑依する滝」が登場!会期も2022年末まで延長決定!

2020-07-16 12:10:08

東京・豊洲の水に入るミュージアム、『チームラボプラネッツ TOKYO DMM』(以下、チームラボプラネッツ)が新たなアート『空から降り注ぐ憑依する滝 Universe of Water Particles Falling from the Sky』を2020年7月16日(木)より公開しました。

『空から降り注ぐ憑依する滝』は入館せず鑑賞することができるパブリックアートとなっていて、誰もが楽しめるようになっています。

屋外に展示された巨大なアートは豊洲の新しいシンボルになること間違いなしです。

まだまだ楽しめるチームラボプラネッツの作品

2020年秋までとしていた会期を2022年末まで延長することが決まった『チームラボプラネッツ』。新しいアートも加わり、より一層楽しめる場所となっています。

まずは以前から展示しているアート作品をご紹介。

坂の上にある光の滝

入ってすぐ目にする最初のアート。幻想的な光の滝と足元の水の感覚で、一気に体ごとこのミュージアムへ没入していきます。

The Infinite Crystal Universe

チームラボといえば、この作品を思い浮かべる方も多いのでは?LEDライト1粒1粒が規則正しく、時にランダムに光を放ち、宇宙や近未来の空間にダイブしてしまったような錯覚を味わえます。

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

『チームラボプラネッツ』の特徴とも言える、膝下まで水に浸かって楽しむアート。水面に映し出された優雅に泳ぐ鯉が人に触れると、季節の花になって散っていく儚くも美しいインタラクティブなアートです。今は夏なので、鯉が人に触れると向日葵に変わります。この向日葵が見られるのは7月16日(木)から8月2日(日)まで。アートでも季節を感じることができますよ。

冷たい生命

『人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング』の奥に設置された、立体書面が楽しめる空間。椅子も用意してあるので、座りながらアートを感じることができます。

意志を持ち変容する空間、広がる立体的存在 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊

12色の色を持つ球体が所狭しと浮遊している空間アート。球体に触れると色が変わり、その色がどんどん伝染して他の球体にも色が移っていきます。

12色のうち9色は「かさねの色目」という日本の昔ながらの色彩を使っていて、淡い曖昧な綺麗な色をしています。これが、タイトルにもある曖昧な9色。そしてその他の3色、赤・青・緑どれか1色にあたりが染まった時は、目の錯覚で平面に見えるそうです。身体全体で色を感じることができるアートとなっています。

Floating in the Falling Universe of Flowers

下が鏡ばりの巨大なドーム型の空間に、上から花が降ってくる『THE・宇宙』なアート作品。一瞬平衡感覚が狂うような、凄まじい花の嵐に身を包まれます。

コロナ禍でも安全に楽しめるよう、様々な配慮が。

入館時の検温や入場人数の制限、待機ポイントの確保に加え、入り口やアート作品の間にもアルコール消毒が設置してあり、自衛もできるようになっています。

さらに館内の人が触れる場所は清掃や除菌作業を強化しており、自由浮遊するボールや、水場の作品後の足拭き場の椅子などもスタッフの方が絶えず除菌作業を行っていました。

また、感染防止の観点から「やわらかいブラックホール あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」は現在体験できないようになっています。

新作お披露目会の様子

15日(水)に開催したメディア先行お披露目会には、合同会社DMM.com 最高執行責任者の村中悠介さんと、チームラボ代表の猪子寿之さんが登壇。世界初登場となる新作『空から降り注ぐ憑依する滝』への思いを語りました。

村中悠介さん

村中さんは「今まで180万人の方に利用していただいた『チームラボプラネッツ』ですが、まだ体験したことない人も含め、もっと沢山の方に来場していただきたい、豊洲という場所に貢献できればという思いと、電車(ゆりかもめ)の中からも、歩いている方も楽しめる気軽に見ていただけるようなアートを作りたいと思い、今回チケットがなくても見られるパブリックアートを発表しました。豊洲の新しいシンボルになってくれたらという思いも込めております。このアートを起点に、たくさんの方に立ち寄っていただける楽しい施設を目指していければと思っています。」と制作に至った思いを熱くコメント。

猪子寿之さん

また、猪子さんは「今回発表したアートは、光の塊でできたような彫刻を作れたらという思いから制作しました。この滝は人が前に立つと水が割れたりインタラクティブに反応します。昼は青空に溶け込み、そこから降り注ぐような滝に、夜は夜空から降り注ぐような時間によって違う顔を楽しめる光の彫刻となっています。」と新作の見どころを説明。

新作をなぜこのタイミングで?と思う方もいるかもしれませんが、村中さん曰く、かなり議論を重ねた上での発表だったようです。「(密が避けられた)外のアートであるという事と、こういう情勢の中で少しでも世の中に元気を与えられたらという事、豊洲をもっと盛り上げて行きたいという思いから、発表に至った」とのこと。

最後に猪子さんは「今の情勢のようなことが起こると、作り手側は無力感に苛まれるんです。何ができるのか、と思ってしまうんですが、ただ、現実が厳しすぎる中で、何かほんの少しでも、ほんのひと時でも救いになることができたらと思いながら作っています。」と、アートに込めた気持ちを語りました。

4連休に楽しみたいという声も

新作お披露目会に来ていた来場者からは、「今度の4連休にも来たい」という声や、「お台場のチームラボにも興味が湧いた。どちらも行ってみたい。」といった声もあがっていました。

屋外にそびえ立つ滝はともすれば威圧感が出てしまう大きさですが、繊細な光が落ちていく静かな映像によって空間に優しく溶け込んで、本当に空から降り注いでいるように見えます。

誰もがいつでも気軽に楽しめる『空から降り注ぐ憑依する滝』をきっかけに、ぜひ『チームラボプラネッツ』館内にも足を運んで見ては?

情報提供元: マガジンサミット

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