最先端MR端末×ファンタジーコンテンツ『code name: WIZARD』体験レポート!
2020-07-22 16:00:15
「もし現実世界で魔法を使えたら」をコンセプトに、プレイヤー自身が魔法使いとなって楽しむ体験型ゲーム『code name: WIZARD(コードネーム ウィザード)』が、株式会社KAKUSIN(以下、カクシン)から登場します。
ゲームでは、現実とバーチャルが融合した最新鋭のMR(Mixed Reality=複合現実)世界をはじめ、冒険を盛り上げる演出としてプロジェクションやIoTセンサーを使用。ナビゲーター(キャスト)によるプレショーなども展開し、ストーリーや独自に設定されたファンタジー世界への没入感を演出しています。
今回、カクシンでは『code name: WIZARD』の『エピソード ゼロ』の一部を公開しメディアむけ体験会を実地。マガサミ編集部も参加してきました。
先ずは、最新端末Magic Leap(マジック・リープ)を装着
体験する『エピソード ゼロ』は、「MRならではの遊びとは何か」をテーマに開発されており、部屋の中を歩き回りながら、1冊の魔導書から逃げ出した妖精達を捕まえるというストーリー型探索クエストになっています。
MR(Mixed Reality=複合現実)とは、現実世界に2Dや3Dグラフィックスを重ね合わせた独自の空間演出のことであり、現実世界にCGなどで作った仮想現実を反映させて拡張させるAR(Augmented Reality=拡張現実)を発展させたテクノロジーともいえます。
例えば『ポケモンGO』やカメラアプリ『SNOW(スノー)』などは、ARの代表的なコンテンツとして、すでに私達の身近な存在となっています。これらをMRに置き換えると、現実世界に現れたキャラクターを実際に手で捕まえたり、キャラクターの後ろ側に回り込んだりなど、プレイヤーはキャラクターと共にMR空間を自由に動き回れる世界を体験できるようになります。
このMR世界へプレイヤーをいざなうキーデバイスのひとつとして注目されているのが、最新の軽量ウェアラブルヘッドセット「Magic Leap 1」です。本体はわずか316gとヘッドホンと同程度の軽さに加え、肩掛けタイプの小型プロセッサはポシェットサイズなので、装着しても身動きが取りやすく、ゲーム空間内を自由に冒険できます。
写真)ナビゲーターが手に持つのが「Magic Leap 1」。軽い!これなら装着しても邪魔になりません。
写真)「Magic Leap 1」を装着した姿のマガサミ編集部。妙に“らしく”て、SF映画に出てきそう。
いざ!『code name: WIZARD』の世界を体験
では、実際にナビゲーターから手渡された「Magic Leap 1」こと「マジック・サーチャー」を装着し、『code name: WIZARD』の世界へと旅立ってみましょう!
≪ストーリー≫
とある研究を進める「Xカンパニー」は、特殊なエネルギーを発する石を発見。石の力を解析し、普通の人間が魔法世界の出来事を視ることができる「マジック・サーチャー」を開発した。さらに、装着者の秘められた魔法の力を引き出すという魔法の指輪、「マジカル・リング」の開発に成功。プレイヤーはこのマジカル・リングとマジック・サーチャーを装着し、「Xカンパニー」のストライダー(魔法使い)修練生となるべく、魔導書から飛び出した魔法世界の妖精“ティッキー”を捕まえ“契約”を結びます。
さて…無事に捕まえられるのでしょうか?
写真)マジカル・リングを装着して、いざ、探索任務に赴きます!
写真)部屋に入り、マジカル・リングを装着した手を魔導書にかざすと…
写真)ぴかぁ! ぱぁぁぁあああああ!
まるでパンドラの箱を開けてしまったかのように、魔導書から妖精達が飛び出し部屋中に散らばってしまいました。隠れる妖精達を捕まえて籠の中へと入れなければいけません。
写真)バディと一緒に協力しながら捕まえていきます。
写真)いないし…
写真)逃げるし…
写真)気が付かず探していますが…実は、頭の上にいたりします。
5匹の妖精を捕まえるために謎解き要素のある仕掛けもあり、『code name: WIZARD』のプロローグでしかない『エピソード ゼロ』だけでも充分にワクワクします。現実世界にいながら、この手でしっかりと妖精を捕まえた感覚があるのが、なんとも不思議! 同一のMR空間を複数人で共有しながら一緒に遊べるのも楽しいですね。
写真)「Xカンパニー」のナビゲーターの皆様。
制作支援をクラウドファンディングで募集中
さて、『code name: WIZARD』の世界はまだまだ始まったばかり。今後はこの『エピソード ゼロ』を皮切りにシリーズ化を検討しており、将来的には日本初となる MRテーマパークの創生を目指しています。
森、泉、島、神殿…広大で無限に広がるフィールドには、解き明かさなければならない謎や超えなければいけないミッションが溢れています。その、かつてない壮大な世界を創り上げるために、カクシンでは現在、クラウドファンディングによる支援を募集中です。
協賛特典として、オリジナルグッズや体験会のチケット、オンラインサロン1年間無料参加券などがプレゼントされるそうです。期間は2020年7月8日(水)〜2020年8月9日(日)の予定。クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて募集しています。詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/303082にてご確認ください。
なお、『codename: WIZARD』の『エピソード ゼロ』は、2020年の秋以降に一般公開予定です。
- 日経トレンディ (TRENDY) 2019-12-04 発売号 (2020年1月号)
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット