運送会社やトラックのドライバーのイメージを変える施策とは?事故が少ないと信頼も厚い株式会社SEHIRO 代表 有元浩世史さんの今後のテンカイとは
2021-09-03 14:00:44
テンカイズα
この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれない
アツイ人たちをYouTube限定で紹介して行く番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。
今回のゲストは物流で日本を明るくする 株式会社SEHIRO 代表取締役社長 有元 浩世史さんです。
宇賀なつみアナウンサー(以下、宇賀):「株式会社SEHIROはどのようなことを行っている会社なんですか?」
有元 浩世史さん(以下、有元):「大型車両での長距離輸送と地域の地場仕事をしています。まだまだ小さな会社なのですが、現在、車両台数約80台の規模です。」
宇賀:「お仕事をする上で大事にされていることは何ですか?」
有元:「ご縁に感謝ということが私にとっては非常に大切な言葉なんです。その気持ちで事業をしています。私どもだけでなく、先にいる相手にとってもプラスになるような出会いがあると感じているので、その先にその先にとご縁をいただきながら感謝をして事業をしています。」
宇賀:「伺ったところによると、事故が少ないそうですね。」
有元:「そうなんですよ。今、弊社9期目なのですが運送会社で事故が少ないというのがSEHIROにとっても社員にとってもモチベーションになっていると思います。」
宇賀:「事故が少ない理由はなんだと思いますか?」
有元:「物流という仕事をみんなが理解している。ハンドルを握って、今日絶対に事故を起こさないぞという気持ちで仕事をして頂いていることがその件数になっていると思います。」
宇賀:「今現在、運送業界全体はどのような状況なんですか?」
有元:「コロナによって職を失ってしまうこともあると思うのですが、次の仕事を考える際に物流・運送も一つの選択肢に入れてもらえるような会社にもっていきたいと思っています。」
宇賀:「やはり離職率が高いようなことはあるんですか?」
有元:「そうですね。運送業者は定着率が低いのが現状です。やはり3Kと言われているように、厳しい・きつい・きたないというイメージが上がり、運送の場合はきたないというよりは怖いと思われる業界ではあったと思います。それは実は過去の話で今、私は新3Kという言葉を推奨しているんです。」
宇賀:「新3Kとは何ですか?」
有元:「かっこいい・稼げる・結構モテるです。そのようなイメージで業界を変えていきたいなと思っています。」
宇賀:「モテるんじゃなくて結構モテるが大事なんですね。」
有元:「そうなんです。それは個人差がありますので。」
宇賀:「新3Kのイメージに変えるために、何かされていることはありますか?」
有元:「そうですね。電車の中に広告を出したり、ポスターを社員と一緒に作ったりして楽しんでいます。」
宇賀:「ポスターはサッカーチームのようなイメージですね。」
有元:「そうですね。ドライバー、管理職で写っているのですが、そのようにかっこよく見えると嬉しいですね。」
宇賀:「情報の発信の仕方を変えるだけで印象がガラっと変わったりするんですね。」
有元:「このようなアクションを通して一般の方に運送会社、トラックのドライバーが安全に配慮して仕事をしているということを分かってもらいたいと思っています。そのために皆さんが生活で使っている一般道で車両事故やトラブルは絶対に起こせないなと思っています。」
宇賀:「最後に有元さんの今後の展開を教えて下さい。」
有元:「2019年、車両台数30台のときに、3年以内に車両台数100台にすると社員と目標を立てました、今現在80台まできております。ただし、私が一番大切にしているのは、一流の物流企業を目指すことです。規模を大きくするだけでなく、社員一人一人が人間味に溢れ、輝ける存在でいられるような会社を目指したいと思っています。」
宇賀:「ありがとうございました。」
テンカイズ
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株式会社SEHIRO
代表取締役社長 有元 浩世史
情報提供元: マガジンサミット