クライミングシューズは機能で選びたい!初級から中・上級者向けまで3製品をご紹介
2016-11-22 10:00:00
最近スポーツとして流行を見せているのがクライミングやボルタリングだ。ボルタリングを楽しめる施設も増えつつあり、気軽に足を運んでエンジョイしている人たちも多いだろう。
こうしたスポーツを楽しむためには専用のシューズが必要。しかしどのような靴を選んだらよいのか分からないという人も多いと思う。そこでここでは、人気のボルタリング/クライミング用のシューズ3製品をご紹介していこう。
ソフトなボディとヒールのサポート性を両立したScarpaの「インスティンクトVS」
Scarpaの「インスティンクトVS」は、ソフトな簿さとヒールのサポート性を両立したのが最大の特徴。大きい面を踏むインドアや、トゥーフック時に最適な自由度を持ち、ソフトさがありながら、一本締めのベルクロにより、足裏に伝わるフリクションの感触を犠牲にせず、確かなヒールサポートを実現している。
ヒール部もサイドをカバーして剛性がアップしており、ヒールカップの過度な変形を押さえ、横に置くヒールフックでも力を無駄なく接触面へと伝わるようになっている。壁の傾斜もフィールドも問わない中・上級者向けのオールラウンドモデルだ。
クセがなく、どのような足形にもフィットするモカシム「ファイブテン」
モカシムの「ファイブテン」は、ソールが適度に柔らかく、足の裏の感覚情報が抜群で、クセもなく、どのような足形にもたいていフィットするシューズ。変幻自在で、自分の足にぴったりとフィットしていることが分かるはず。
ヒールフィットの感覚を目安に、小さいサイズをはいている人は、あまり気にせず少しつま先に余裕を持たせた方が、このシューズのよい部分を発揮できるだろう。ボルダリング初心者にオススメのシューズだが、中・上級者にも愛されているシューズだ。
エッジをなくすという画期的なシューズ「FUTURA」
「FUTURA」は、足の形態学の詳細な研究と、異なる形状やサイズの岩に足を置くクライミングのあらゆる状況を想定して考案された「ノーエッジ」という特徴を持つモデル。従来では当たり前だったアウトソールのエッジをあえてなくすことで、よりスムーズで正確なクライミングを可能としている。
エッジプレッシャーにより、シューズと足の一体化を図ることができるようになっており、ボルタリングからリードクライミングまで、オールラウンドにパフォーマンスを支えてくれるのがこのシューズだ。しかしながら、使い込むとノーエッジな分、柔らかくなりすぎて小さいビスには押し負けすることも。好みが大きく分かれるタイプのシューズでもある。主に中・上級者向け。
しっかりと足と接地面をホールドしてくれるシューズというのはクライミングには必須の要素だ。いずれのシューズもフィット感をしっかりと伝えてくれるようになっており、足になじむ作りになっているのがよく分かったかと思う。それぞれのシューズを履き比べるなどして、自分の足にぴったりとくる一品を選んでみてはいかがだろうか。
情報提供元: クチコミ.jp