人生やり直せる！YouTubeで成功したクリエイター3選

2021-12-14 12:00:24

先日、こんなニュースが舞い込んできました。それは、あの動画プラットフォーム「YouTube」が、なんと2020年には日本に2,390億円もの経済効果をもたらし、約75,970人分の雇用を創出したというのです。それはYouTubeの社員ではなく、いわゆるYouTuberたちの活躍が生み出した結果です。

そこで今回は、日本の各所からYouTubeで社会的な影響を与えている、自らYouTubeで人生が一変したYouTuberたちを3人ご紹介します。

■YouTubeが約7.5万人分のフルタイム雇用を創出！

YouTubeが広く利用されていることは、誰もが肌で感じてはいるものの、その影響力や経済的な効果は、なかなか想像がつくものではありません。英国の独立系コンサルタント会社であるOxford Economicsが、YouTubeの経済的、文化的、社会的影響の調査を行ったところ、YouTubeは、2020年に2,390億円を日本の国内総生産（GDP）に貢献し、75,970人のフルタイム雇用を創出したといいます。

現在、YouTubeからの収益のみで生計を立てているクリエイティブ起業家がYouTubeで多数活躍していますが、YouTubeの調査によると、2021年6月時点で、日本国内で100万円以上の収益を上げているYouTubeチャンネル数が前年同期比で50％増加したというから驚き。

こうしたクリエイティブ起業家たちの活躍ぶりは、彼らの収益のみならず、経済的影響すら与えていることが、その大きな数字から知ることができます。

■YouTubeで人生が一変した人が活躍するYouTubeチャンネル3選

数いるYouTubeクリエイターの中でも、YouTubeで人生が一変し、YouTubeで情報発信することによって社会的に大きな影響をもたらしている人々がいます。今回は、「自分も人生、やり直せるかも！」とやる気と勇気をもたらしてくれる、3人のクリエイターをご紹介します。

1.「Fujimori Takahito」

藤森嵩人さんは、いじめが原因で小学生から中学生まで不登校に。予備校に通える経済的余裕もなく大学受験は不合格になってしまったものの、なんとYouTubeの学習動画を頼りに猛勉強し、難関の国立大学に合格！　それを語った動画が大反響を呼び、現在は人気YouTuberに。YouTube上に掲載される多くの動画を通じて新しい人生が切り開かれた藤森さん。自分の道を一歩踏み出せないでいる若者たちの、それぞれの夢を応援するために日夜、学びのポイントや、やる気の高め方など、タメになりそうなコンテンツを掲載して日夜、情報発信しています。

2.「農業法人トゥリーアンドノーフ」

鳥取県出身の徳本修一さんは、2009年に東京から故郷の鳥取に戻って就農。けれど、最新の農業情報をネットで調べても、現場の実態やニーズと乖離しているものばかりだと気づき、農家が本当に知りたい情報を共有しようとYouTubeでの活動を開始したそう。

動画で農機具最新モデルのレビューや専門家に聞いた除草剤の現状を掲載したところ、農業機器や肥料、農薬などの最新情報がメーカーや関係者から集まるようになり、たちまち注目の的に！　特に農業の厳しさと歓びを表現しようと自ら作った「I AM A FARMER」のMVは人気。「元気が出た」というコメントが並び、日本の農業を活気付けています。