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整理収納きほんの3ステップ‐忙しい毎日もっと快適なキッチンへ

2017-05-02 12:00:00

整理収納のきほんの3ステップ

はじめまして。3児の母で整理収納アドバイザーのMisakiです。
仕事や家事に忙しくても、少ない手間で暮らしが整うおうちにしていきたいとあれこれ模索しています。

主婦にとって一日の家事のなかで一番長い時間を過ごすキッチン。
そんなキッチンだからこそ、家事がスムーズに進み、気持ちよく過ごせる空間にしていきたいですね。
でも、キッチンをもっと使いやすくしたい!!と思っていても、どのように手をつけていいのか分からずに困っていませんか?

難しそうに思える整理収納ですが、正しい手順とコツさえ分かればとっても簡単!!
今回は、整理収納のきほんの3ステップを、わが家のキッチン事例をもとにお伝えします。

ステップ1 理想のキッチンについて「かんがえる」

まずは、実際に片付けの作業を始める前に、理想のキッチンについて考えてみましょう。

やみくもに片付けを始めても使いやすい収納にはなりません。
マラソンはゴールがないとスタートできないように、片付けもゴールのイメージを明確にすることが大事です。
100人いれば、100通りの暮らしがあります。それぞれ理想とするキッチンの形は違います。

わたしにとって、家族にとって、どんなキッチンであればより快適になるのか?
また、今キッチンで困っていること、ストレスに感じていることはどんなことか?

ひとつひとつを言葉にして書き出してみましょう。
言葉で表現するのが難しければ「いいな」と思った雑誌の切り抜きや画像を集めたり、ストレスポイントを写真に撮ってみましょう。
見える化することで、自分の意識を再認識することができ、方向性が定まってきます。

わが家のキッチンの場合、見た目すっきり、掃除のしやすさを重視。
料理が好きではないわたしでも、仕事から疲れて帰ってきたあとに気分良くキッチンに立ちたいと考えました。
そのために使うものを厳選して管理する物を少なく、ワークトップには何も置かずに調理道具はすべてしまえる収納を目指しました。

ステップ2 今の暮らしに必要な物を「えらぶ」

片付けのゴールイメージが決まったら、実際の片付け作業に入りましょう。

片付けたいスペースに入っているものを一度全部取り出します。
そのなかから使っているもの、大切にしたいもの、好きなものなど、今の暮らしに必要なものを選びましょう。
必要なものを選ぶことで、自然と必要でないものの判断もしやすくなります。

わが家の場合、キッチンツールは白、黒、シルバーで揃えています。
色を絞ることで空間は広くすっきり見える効果があるだけでなく、買うときに悩まなくなります。

また、食器やカトラリーは食洗機対応のものを選んでいます。
そうすることで、遅く帰宅した夫でも使った食器をすべて食洗機に入れることができます。
食洗機対応ではない食器にも素敵な食器はたくさんありますが、今の暮らしでは機能を優先。
わたしや家族のラクにつながっています。

ステップ3 出し入れしやすく一目でわかるように「おさめる」

必要なものを選んだら、どこに置くかを考えましょう。

人に帰るところがあるように、ものにも帰るところが必要です。
ものの住所が決まることで、ものが探しやすく、戻しやすくなります。
収納の原則は、出し入れがしやすく、一目でわかること。
毎日よく使うものほど使うところの近くへ。腰の高さが使いやすい高さだといわれています。
ただ、使いやすいところは、ついつい物が溜まりがちになりやすいので、物を厳選することがポイントです。
あまり使わないものは少し離れたところでも問題はありません。

また、扉を開けたとき、引き出しを引出したときに、パッと見て何があるのか分かるようにするためにどのような方法がいいのか考えてみましょう。

わが家の食器棚は、見渡せる収納。
同じ種類の食器のみを重ね、奥の物がすぐに取り出せるように、食器の上は手が入るぶんだけのスペースを空けています。
見渡せることで、使いたい物を探す時間と手間が省けます。

フライパンや鍋は「立てる収納」。
重ねて収納するよりもスペースはとりますが、立てることですぐに何かあるかが分かり、ワンアクションで取り出すことができます。

中身や残量が分かるように透明の容器を使ったり、ボックスで空間を仕切ったり、何をしまうところなのか分かるようにラベリングをするなど工夫することでより使いやすくなります。

まずは、ひきだし一つ分のように小さなスペースから始めることをおすすめします。
ひとつのスペースが整うだけで暮らしの快適さはアップします。
収納の仕組みがうまく機能すると、家事がスムーズに回るようになり、時短にもつながります。
毎日使うキッチンだからこそもっと快適な暮らしにつながるように、小さなスペースから実践してみませんか?


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情報提供元: michill (ミチル)

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