起業の成功事例と失敗事例‐30代既婚女性の場合‐
2017-05-21 07:00:00
既婚であることが女性の起業におススメの理由
女性の起業で一番おすすめの環境は、結婚していることです。
それは、収入の柱が旦那さんにあると、起業初期にあまり稼げなくても、生活のリスクが最小限になるからです。
起業を始めても、うまくいくまでにはそれなりの時間がかかります。
稼げない時期もあります。
その時に旦那さんの存在を大きく感じる事になるでしょう。
起業に成功した人
専門性と顧客への成果
専門性があり、顧客に成果を出せる人は起業に成功しています。
カウンセラーやセラピスト、イラストレーター、WEBデザイナー、整体師、ネットショップ、物販など、何かの分野で、顧客を喜ばせる(成果を出す)ことが出来る人は、30代に関わらず、どの年代でも起業が成功するパターンです。
商品・サービスの質が良く、顧客に成果を出せる人は、顧客からの口コミも自然と広がり、集客が容易に可能になります。
自分の強みを知り、顧客のニーズを知り、顧客の為に貢献出来るか、が鍵になります。
大切なビジネスマナー
納期を守る、礼儀をわきまえている、社会人としての常識を持っている。
これは個人で仕事をする上で、非常に大事な要素になります。
相手との約束を守る、というのもビジネスマナーです。
安請け合いをせず、誠実に相手に対応する人は、起業がうまくいっている傾向にあります。
良好な夫婦関係
結婚している女性が起業するには、旦那様の協力は不可欠です。
お子さんがいればなおさらです。
女性の起業について理解出来ている男性はあまりいません。
奥さんが起業すると言えば、大抵の旦那様は心配します。
なので、きちんとどういう形で起業するかを相談し、心配の種を一つずつ取り除いてください。
それを繰り返すことで、夫婦間の信頼関係も育つし、奥さんの活動に理解を示し、応援してくれるようになります。
起業に意欲的でうまくいっている女性は、旦那様との関係も良好な人が多い傾向にあります。
夫婦は人間関係の基本なので、この基本が出来ている人は、他者との関係も良好に保つ事が出来るのです。
ビジネスを円滑に進めるために、このコミュニケーション能力は必須です。
起業に失敗した人
顧客満足に対する責任感のなさ
顧客に貢献出来ない、もしくは質が低い商品やサービスしか提供できない人はあたりまえですが失敗します。
例えば、ネットショップをやっているとして、そのショップの出来が悪い、顧客からして非常に使い勝手の悪いショップであれば、いくら売っている商品が良くても、このネットショップで買い物をする気にはならないでしょう。
顧客を満足させられないビジネスはビジネスではありません。それは趣味です。
顧客に成果を出せない、もしくはその成果が小さいと、いくら宣伝などを頑張っても売れなくなります。
30代だと、憧れや興味だけで始める人、結婚しているからといって危機感が薄い人もいますが、そういう人は、全体的に責任感も薄く、顧客満足のための勉強もしませんので、起業で成功する事はないでしょう。
低い自分マネージメント力
成功例のところで、ビジネスマナーが…と書きましたが、その正反対をしてしまえば、相手からの信頼はなくなり、仕事が入ってくる事もなくなります。
納期を守れない、礼儀をわきまえない、自分中心で物事を考えている、相手に無礼をはたらくなど、そんな事するの?ということも、案外やってしまっていることがあります。
ぶしつけなメールを相手に送り、怒りを買ってしまったがどうしたら…という相談も後を断ちません。
他にも顧客をぞんざいに扱って、信頼を失い、売れなくなってしまったという例も少なくありません。
起業が夫婦関係の逃げ道に
たまに、「夫とうまくいっていないので起業したい」と言う方がいますが、起業はそんな理由でするものではありません。
30代の夫婦は、まだ若い事もあり、ぶつかる事も少なくないと思います。
だからこそ、起業には旦那様の理解が必要です。
起業を夫婦関係の逃げ道にしてしまうと、必要以上に働いたり、旦那様と張り合う材料にしてしまいがちです。
お子さんがいる場合は、それが良い影響を与えるとも思えません。
生活の土台である夫婦関係がうまくいっていなければ、それだけ精神的にも圧迫があり、ビジネス面で影響が出る事もあります。
冷静な判断が出来なくなることもあります。
顧客満足を追求すること、自分と家庭をマネージメントすることが、既婚女性の起業には不可欠な要素です。
起業を考えているみなさんのご参考になりますように…。
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情報提供元: michill (ミチル)