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本当は怖いインターネット~なりすまし~ 被害にあってからでは遅い、対策と心得

2017-07-09 10:00:00

ネットでの人間関係で、最も怖いのが“なりすまし”被害です。あなたになりすまされて、悪事を働かれる被害に遭うこともあれば、誰かになりすました人物に騙されて、金銭を取られる被害に遭うこともあります。

声が届かない、姿が見えないのが当たり前だからこそ、こうした被害が発生しやすいのがインターネットの怖いところと言えるでしょう。

これまで会ったことのない人とネットで知り合うと、最初は顔かたちもわかりませんし、声も聴けません。

知り合った人は、あなたに対して、本当に自分自身のことを正しく説明してくれているのでしょうか?もしかしたら、あなたに嘘を言っている可能性もあります。

女性を装っていて実際は男性だった、前もって共有されていた年齢や外見の情報と、実際の年齢や外見が全然違っていたなどということは、ネットの中では、よく聞かれる話です。

さらに困るのが、他人のFacebookやメッセンジャー、Skypeなどの通話&チャットアプリのアカウントが乗っ取り、アナタにそのアカウントからチャットが飛んでくるケースです。

すでに実社会でも見知っている人のアカウントから、

「iTunesカードやAmazonギフトといった買い物をしてくれないか?」

と、頼みごとをされた場合、仕事上の付き合いであれば、断り切れずに従ってしまうこともあるでしょう。

日本人の親切さを利用し、他人のアカウントを乗っ取って、いかにも友達の振りをしてiTunesカードやAmazonギフト券のコードを購入させるといった、なりすましサギが一時期大流行しました。

いまでも、たまに見かけることがありますが、この乗っ取り被害が有名になったため、いまでは騙される人もいなくなりました。

しかし、またしばらくして被害があったことを忘れた頃になると、同じような被害が発生するといったことは意外にあります。

そのため通話&チャットソフトは、定期的にパスワードを変更し、乗っ取られないように注意しましょう。

本当に女性だと思っていた相手が、実は男だったという話ですが、簡単にできてしまいます。実は、一般人の顔写真は、ネットを検索すればいくらでも見つけることができるからです。顔写真をもらったからいっても相手を信用しないことは大事です。

相手を信用できると確信が持てるまでは、金銭関連の相談や、不信な誘い(勧誘)をされても、気軽には乗らないことも重要です。

また、逆に、あなたのアカウントが乗っ取られ、あなたになりすまされてしまった場合は、現状で利用しているサービスのIDやパスワードは、すべて変更することが大原則です。

IDとパスワードの管理が面倒なため、IDとパスワードを複数のサービスで同じにしているという人がいたら、すぐに変更してください。

ネット上の脅威が発生してしまうと、実被害は想像しているよりも大きくなることは多くあります。そして被害を受けてから対応しても、手遅れということも多いのです。

つまり、被害を受けないように立ち回ることが最大の対策方法と言えます。

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情報提供元: クチコミ.jp

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