自信なんてなくていい。大切なのは一歩踏み出す勇気
2017-08-23 07:00:00
Q、自分の顔やスタイルに自信がもてなくて、自分のことを好きになれません。
(20代後半・メーカー)
A、27年前、ファッション誌の表紙や美容ページで活躍するカメラマンの方にお話を伺う機会がありました。
「女優さんもモデルさんも、『あ~、私の顔、もっとちょっと〇〇だったら』と言うんですよ。女の子はきっと、おばあちゃんになっても同じことを言い続けるのだろうな。」 とニコニコしながら教えてくださいました。当時20代前半のわたしにはとても印象深いお話でした。
つまり、自分の容姿に100%満足している女性はほとんどいないということ。
あんなにかわいいガッキーも、あんなにキレイな菜々緒ちゃんも、「もうちょっと〇〇だったら」と感じているかもしれません。
質問者さんにお目にかかったことがありませんので、容姿について私からは何とも言えませんが・・・
「容姿さえ変われば、もっと自信が持てて、そうすれば自分を好きになれる」と質問者さんが本気で考えていらっしゃるのでしたら、美容整形手術を受けるという選択があります。問題は一発で解決しますがいかがでしょう?
たぶん違いますよね。
質問者さんは、もっと自分のことを好きになりたいのですよね。
自分を好きになるということは、自分の存在を認めること。
誰にでも長所・短所、得意・不得意がありますが、その両方を受け入れることで自分の存在を認めることができる、と私は思っています。
質問者さんはご自身の短所や不得意なことばかりに目を向けていませんか?完璧な自分でないといけない、と思い込んでいませんか?
落ち着いて考えてみてください。
ご家族やお友達は、あなたに短所があっても、あなたのことが好きで大切に思っているのをおわかりでしょう。
同じように、完璧ではないご自身のことを認めて、大切にすればいいのです。
顔やスタイルの良し悪しは、遺伝子によるところが大きく、特に恋に忙しい10代・20代は「遺伝子のイジワル~」と大声で叫びたくなることも多いですよね。
私だって、もっとシュッとした輪郭で、バストとヒップが大きくて、脚が真っすぐで長かったら・・・と今でも思います。(でも、そうなったら私でなくなってしまうかも。)
残念ながら持って生まれた顔立ちや体型は変えられませんが、顔つきや体つきは、少し工夫すれば変えられると思いませんか?
自分の長所を生かすメイクやファッションを研究したり、体型がすっきり見えるようにエクササイズしたり。
そうやって、日々ちょっとした工夫を重ね、小さな発見を喜び、笑顔で過ごしましょう。
そうすれば、顔つきが変わっていきます。体つきだって引き締まります。
質問者さんはもしかしたら、容姿を理由にしてさまざまなことから逃げたり、最初から諦めたりしていませんか?
「私なんて何をしたって変わらないだろうし。失敗したら恥ずかしいから。」ですか…。
仕事では失敗が許されないことが多いですが、プライベートのことはちょっとくらい失敗したっていいじゃありませんか。
料理だって、スポーツだって、メイクだって、おしゃれだって、恋だって、最初からうまくいくことのほうが少ないし、失敗から学ぶことのほうがはるかに多い。
最初は勇気がいるかもしれませんが、一歩踏み出してしまえば大丈夫。
興味があることは何でもトライして、失敗して、またトライしてみてはいかがでしょう。
トライして失敗してトライしてうまくできるようになって。
それを繰り返しているうちに、自分に自信があるとかないとか、自分のことが好きとか嫌いとか、どうでもよくなって、自分は何をしたくて、それを実現させるにはどうしたらいいのか、と考えるようになりますよ。
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情報提供元: michill (ミチル)