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<ブールミッシュ>食べ物アート作家・鴨志田和泉さんデザインのSDGsをテーマにした『ピースフルマカロン』を発売

2024-09-12 19:09:25

銀座に本店を構え、日本の本格的フランス菓子の草分け的存在として知られている洋菓子店ブールミッシュは、食べ物アート作家の鴨志田和泉さんとコラボし、SDGs 項目10番“人や国の不平等をなくそう”をテーマにデザインされたマカロン『ピースフルマカロン』を、全国百貨店や駅ビル専門店などにて9月1日(日)より販売を開始しました。

ブールミッシュでは、食べ物を通じてSDGsの認知度を高め、様々な方へ持続可能な開発の重要性を伝えるべく、ブールミッシュの「マカロン」と食べ物アート作家・鴨志田和泉さんの「イラスト」を掛け合わせた商品プロジェクトをスタートしました。

今回は、SDGs目標10番の“人や国の不平等をなくそう”に着目。デザインは、多様性を理解するということから“姿形は違っても共存し理解される世界”を“四季折々の2種類の花”で表現。また、感謝の気持ちを表す言葉「ありがとう」を各国の言語でデザインに加えています。

9 月より、2ヶ月毎に変わる四季折々のデザインマカロンが続々登場するとのことです。さらに、SDGsの重要性の理解に繋げる、鴨志田和泉さんによる絵本「Peaceful Macaron」もSNSで配信されています。

9月・10月のデザインマカロンは<コスモスと金木犀のリース>

2ヶ月毎に変わるデザインマカロンの9月・10月のデザインは<コスモスと金木犀のリース>。感謝の気持ちを表す言葉はフランス語で「merci」と描かれています。コスモスはフランスでは夏から秋にかけて咲く花ですが、金木犀はフランスでは滅多に見かけない植物だそうです。しかしながらフレグランスショップには必ずと言っていいほど金木犀の香りのものが置いてあるほど人気が高いことから、言語デザインはフランス語が選ばれたそうです。

フレーバーは口どけの良いバニラクリームの「ヴァニーユ」と、ほのかな酸味と甘みの絶妙なハーモニーの「フランボワーズ」の2種類。単品の1個販売から、2個セット(ヴァニーユ、フランボワーズ各1個)、3個セット(ヴァニーユ2個、フランボワーズ1個)の商品展開となっています。

「ピースフルマカロン【メルシー】(ヴァニーユ)」¥260(税込)

クリーム色のヴァニーユ。まずはデザインを目で楽しみます。コスモスと金木犀のイラストがとても繊細で、華やかで可愛くテンションが上がります。

食べるのがもったいないとためらってしまいますが、サクッと一口頬張れば、ほろっと口の中でほどけ、ふんわりとした優しいバニラクリームの甘みとマカロン特有のアーモンドの香ばしさが広がります。しっとりとした食感とクリーミーな甘さがブラックコーヒーにぴったり。頑張っている自分へのご褒美に、ゆったりとしたブレイクタイムのお供にしてみてはいかがでしょうか。

「ピースフルマカロン【メルシー】(フランボワーズ)」¥260(税込)

鮮やかなピンク色のフランボワーズ。見た目も可愛く明るい気持ちになれます。

こちらは甘さの中に木苺の酸味とジューシーな香りが爽やかさをプラス。甘みと酸味のバランスが良く、濃厚ながらさっぱりと食べられます。こちらは紅茶と合わせるのが筆者のおすすめ。紅茶の香りとフランボワーズの酸味の絶妙なマリアージュが楽しめます。

「ピースフルマカロンセット2個入」¥594(税込)

※ヴァニーユ、フランボワーズ各1個

ヴァニーユとフランボワーズが1個ずつ入った2個セットは、持ち手の付いたクリアなパッケージ。中身が見えるので、プレゼントする相手に渡すときからマカロンのデザインを楽しんでもらえますね。「ピースフルマカロン」のプロジェクトステッカーも貼ってあり、感謝の気持ちやSDGsへの想いも届けることができます。

「ピースフルマカロンセット3個入」¥864(税込)

※ヴァニーユ2個、フランボワーズ1個

長細いクリアな箱の3個セットには、ヴァニーユが2個、フランボワーズが1個入っています。日頃の感謝の気持ちを込めて、家族や友人、職場の方へのプレゼントにも最適です。

鴨志田和泉さんインタビュー

今回、「ピースフルマカロン」のデザインを手掛けた食べ物アート作家の鴨志田和泉さんに、今回のブールミッシュとのコラボや、マカロンのデザインについて、またこれまでの活動内容など、お話を伺いました。

Q.今回のコラボレーションに至った経緯を教えてください。

A.今回のコラボレーションの経緯は、もともとイベント向けに販売されていたマカロンのフードプリントデザインについて、ブールミッシュからご相談をいただいたことが始まりでした。様々なデザイン案を検討していく中で、私がこれまで取り組んできたSDGsに関するアート活動と、ブールミッシュの「アートマカロン」が持つメッセージに大きな可能性を感じました。その結果、今回の企画「ピースフルマカロン」を提案させていただく運びとなりました。私は、アートが社会問題や課題解決の一助となると信じています。アートとマカロンの力を通じて、誰かの役に立てることを目指しています。特に、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」というテーマは、私が描きたい世界観と深く共鳴するものであり、今回ブールミッシュとの協力により、このメッセージを形にすることができました。

Q.SDGs項目10の“人や国の不平等をなくそう”がテーマということですが、イラストにはどんな思いやメッセージが込められていますか?

A.今回は、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」に焦点を当て、デザインでは多様性を理解することをテーマにしました。姿や形が異なっても共存し、互いに理解し合える世界を、四季折々の2種類の花で表現しています。また、感謝の気持ちを象徴する「ありがとう」という言葉を、各国の言語でデザインに取り入れました。商品ラベルや店内POP、サイネージに表示されているメインビジュアルのアートでは、各文字にそれぞれの象徴を込めています。Pは地球、eは葉、aは花、cとfはツタ、oはハートをイメージし、多様な人々が集い、感謝の温かい気持ちが育まれる地球を描きました。背景には手描きで様々な色を重ね、花と地球を表現しています。このアートを通じて、感謝の気持ちや多様性の美しさを感じていただければ幸いです。

Q.これまで手掛けたSDGsをテーマにしたアート作品にはどのようなものがありますか?また、どんな思いや願いで作品を作られていますか?

A.これまでに手掛けたSDGsをテーマにしたアートの一例として、アクリル板再生アートがあります。コロナ禍でお店や施設で使用されていた大量のアクリル板が廃棄されているというニュースを見て、何かできることはないかと考え、そのアクリル板を再利用してアート作品を制作しました。また、私は「対話」をとても大切にしています。食べ物をテーマにしたアートを描く際には、第一生産者の元を訪れ、どのように作物が育てられているのか、環境や現状を直接聞き、それが私たちの食卓にどのように届くのかを理解した上で、その思いをアートに反映させています。私にとってアートは、ただ美しさを表現するものではなく、社会にメッセージを伝える強力なツールです。SDGsというテーマを通じて、私の作品が多くの人々に届き、世界を少しでも良くするための一歩となることを願っています。

Q.ブールミッシュのアートマカロンのポイントなど、読者に向けたメッセージをお願いします。

A.アートマカロンは、美味しさだけでなく、そのデザインやコンセプトに平和や共感のメッセージが込められています。お召し上がりいただく際には、アートの持つ力や、マカロン一つひとつが紡ぎ出すストーリーを感じていただけると嬉しいです。大切な方へのギフトや、初対面の方へのご挨拶の品として、また、日頃頑張っている自分へのご褒美として、感謝の気持ちを込めて「ありがとうのマカロン」を届けていただければ幸いです。

■鴨志田和泉(izumi kamoshida)さんプロフィール

食べ物アート作家/画家

Instagramフォロワー7.6万人を持つアート作家。目で味わう「食べ物アート」やSDGsに関連したアート作品を手がける。雑誌でのイラストコラム連載や大手企業とのコラボレーション、食品メーカーのパッケージデザインなど、幅広い分野で活躍中。「アートから商品化」をテーマにした商品企画や開発にも取り組んでいる。

Instagram:https://www.instagram.com/izumi_chuchu/

 

世界や日本国内、自分の身の周りでも、さまざまな不平等が存在しています。人や国による違いを差別することなく、違いを認め合い、助け合うことができれば不平等や格差は減らしていくことができるはず。そんな気付きや話をするきっかけとして『ピースフルマカロン』を手に取ってみてはいかがでしょうか。

情報提供元: マガジンサミット

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