明日からすぐ実践できる「ていねいな暮らし」で人生が変わる!?
2017-10-07 17:00:00
【第1章】基本は「すき」という気持ち
まずは、今の生活をすこしちがった視点で見てみましょう。あなたの住まいを見まわしてみてください。自分で選択したものや、自分の意思で所有したものが多く存在しているのではないでしょうか。人は、すきなものに対して、「ていねいに」接することができます。
わたしは以前、食器洗いや掃除・洗濯など「いやだな」「めんどうだな」と思っていました。でも、「すきなものに触れている」「すきなものをきれいにしている」と発想の転換をしたら、気が楽になりました。
自分で気に入って使っているお皿や家具、洋服は、大切に扱えるはずです。料理や肌のお手入れなど、ご自身のメンテナンスも同じこと。自分で選んだもので、自分好みのものをつくり上げているのですから。もし、どうしてもすきになれないのだとしたら、それらは改善したり、手ばなしたり、もしくは買いかえを検討するときなのかもしれません。
そうやってどんどんご自身の暮らしの「すき」をふやしていってみてください。そして、明日から、あなたの「すきなもの」に、ほほえみかけるくらいの気持ちで接してみてください。きっと、ちがった景色が見えるはずです。
【第2章】毎日に「すこしだけ」ていねいをプラス
今の生活に対する意識を変えたら、次は、ほんのすこし「ていねい」をプラスしてみましょう。例えば、「朝5分だけ早く起きよう」「週末だけゆっくりごはんをつくろう」「月初めは必ず玄関掃除をしよう」など、自分にとっての「ていねいな暮らし」の「ピース」を、日常のどこかへはめ込むのです。
生活をがらりと変えるのは大変ですが、ピンポイントだったら可能なはずです。わたしは、湯船に入った方が体にいいのはわかっているのですが、毎日は無理なので、「週末だけ」ゆっくり湯船につかるようにしています。
「こうした方がいい」ことを優先して、他のことがおろそかになり、「窮屈な一日」になってしまっては意味がありません。まずは、家事や仕事、育児など、今までの生活のベースを大切にしてください。その上で、「ここはていねいにやりたい」ときだけ、「ていねいのスイッチ」を入れるのです。
そして、5分早い起床や玄関掃除があなたの「日常」となったら、また新しい「ていねい」にチャレンジし、すこしずつ「ていねいのピース」をふやしてみましょう。
【第3章】一年に「3つの目標」を立てる
「ていねいな暮らし」の基盤をつくり、すこしだけ「ていねいな暮らし」をプラスしたら、最後の仕上げは目標をつくりましょう。
毎日過ごしていくうちに、「ていねいに暮らしている感」はだんだんうすれていきますが、 目標があると、メリハリのある暮らしができます。
おすすめは、「一年につき3つ」「できるだけ具体的に」そして、どんなにちいさなことでもいいので「絶対に達成できること」です。例えば、「今年こそ断捨離する」ではなく、「一年間に洋服を10枚手ばなす」にしてみましょう。
ちなみに、今年のわたしの目標は、「おもてなし料理を3つマスターする」「パソコンを買いかえる」「ほおづえをつかない」の3つです。一年のうちにだらけてしまう日もあると思いますが、一年がおわったとき、目標が達成されていれば、「充実した一年だったな」「がんばったな」と思えるものです。
2017年も残り数ヶ月、今年の目標は、「来年の目標を3つ決める」なんていかがでしょうか。あらかじめ目標が決まっていれば、新年を迎えた瞬間からやる気がわくことでしょう。
「ていねいな暮らし」に正解はありません。「みんなこうしているから…」と、よそのお宅に合わせる必要はないのです。各家庭・各個人、ふたつとして同じ暮らしはないのですから、あなただけの「ていねいな暮らし」を見つけてみてください。
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情報提供元: michill (ミチル)