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ロレックス新作2025|長く持つ楽しみと“マラソン”のリアル

2025-10-22 15:00:00

「一生に一度でいいから、ロレックスを持ってみたい。」

そんな思いを胸に、正規店を巡る“ロレックスマラソン”に挑む人が増えています。

2025年の新作ラインナップは、デザイン性と資産性の両方で注目を集めています。ここでは、話題の新モデルと、マラソンのリアルな実情、そして「ロレックス=資産」としての魅力を解説します。

2025年ロレックス新作ラインナップ

※今回紹介する新作は一部抜粋したものです。写真は編集部員たちの提供です。

ランドドゥエラー

2025年に登場した、これまでとは違う新しいシリーズ。

ケースとブレスレットが一体化したフォルムは、これまでのロレックスにはなかった挑戦的なデザインです。

着け心地が軽く、オンオフ問わず自然になじむ点が話題になっています。

オイスター・パーペチュアル

オイスター・パーペチュアル

定番中の定番に、新たな彩りが加わりました。

2025年モデルでは新パステル文字盤として、ピスタチオグリーンやラベンダーなどの柔らかいトーンが登場。

SNSでは「仕事にも休日にも合う」「夫婦でペアにしたい」といった声が広がっています。

GMTマスター II

2つの時間帯を同時に表示できる人気モデル。

2025年は新色ベゼルが追加され、「旅行や出張にも便利」と働く世代からの支持が上昇中。

中古市場では依然として高値で取引されており、資産としての注目度も健在です。

コスモグラフ・デイトナ

モータースポーツをルーツに持つ伝説的モデル。

今年は文字盤デザインのバリエーションが増え、「コレクターズアイテムとしての価値が高まった」と話題になっています。

スカイドゥエラー

スカイドゥエラー

年次カレンダーと2つの時刻表示を備えた高機能モデル。

新しいカラーバリエーションが追加され、ビジネススーツにも映える一本。

出張の多いビジネスパーソンに人気が高まっています。

ロレックスは“使える資産”

人気モデルは値上がりする“現実的な資産”

人気モデルは値上がりする“現実的な資産”

ロレックスは単なる高級時計ではなく、「資産の一部」として捉えられる存在です。

たとえばステンレス製のデイトナは、国内定価が約230万円に対し、中古市場で500〜590万円以上になることも。

※2025年10月10日時点の相場を参考にしています。時期や状態により変動します。

世界的なブランド価値と流通の安定性が、その裏付けとなっています。

“長く持つ”という安心感

時計として日常で使いながら、価値を維持できるのがロレックスの魅力。

売買で利益を狙うより、「持ち続けて楽しむ」ことが本質です。

10年後、20年後に子どもへ譲ることもできる“形のある資産”として、多くのパパ世代に支持されています。

ロレックスマラソンとは?|正規店巡りの現実と”背景・作法”

欲しいモデルを探す“旅”

欲しいモデルを探す“旅”

人気モデルを求め、複数の正規店を巡る行為を“ロレックスマラソン”と呼びます。

在庫が限られているため、欲しいモデルに出会うのは簡単ではありません。

しかし「ついに出会えた瞬間の感動」は、まさに努力の証。この体験こそが、ロレックスファンを虜にしています。

なぜ買いにくいのか

ロレックスは世界的な需要に対して生産数が限られており、入荷も不定期。

生産数は意図的に抑えられているという論調も指摘されています。

ただし、抽選制の来店予約制度 を導入している正規店も少数存在。抽選制度では、毎週1週間分の来店枠をWEB抽選で受付 → 結果通知 → 入店という流れが一般的です。

※当選しても、希望モデルの在庫が確約されているわけではありません。

人間関係と“顔出し”の意味合い

高級ブランド店では、定期的に足を運び顔を覚えてもらうことが「信頼関係」の構築と見なされる傾向があります。

時計ファンの間でも、「別モデルを購入して関係を築いた」「相談のために店へ通った」といった体験談がよく語られます。

ただし、これらはあくまで購入者の経験談であり、公式な仕組みではありません。「購入履歴や親しさが販売順に影響する」という見方もありますが、店舗ごとの判断に左右される部分が大きいとされています。

時間かお金か、どちらを取る?

正規店での購入は定価で買えるメリットがありますが、出会えるまでの時間は読めません。

一方、並行輸入店ならすぐに手に入るものの、価格は割高。

「時間をかけて定価で買うか」「すぐに高値で買うか」──その選択もまた、ライフスタイルを映す鏡です。

ロレックスは“趣味と資産”の交差点

ロレックスは“趣味と資産”の交差点

2025年の新作は、新シリーズの挑戦と定番の進化が同時に進み、時計ファンを魅了しています。

ロレックスは“身につける喜び”と“資産としての安心”を両立する数少ない存在です。

家族を支える30代にとっても、「自分へのご褒美」としてふさわしい一本です。

ロレックスマラソンを続けるには、「いつか必ず手に入れる」という強い意志が欠かせません。
その先に待っているのは、憧れの一本とともに刻む、あなただけの特別な時間です。

──手に入れる過程も、人生に一度の特別な体験になるでしょう。

佐々木 さくら

この記事のライター:佐々木 さくら

イベント会社勤務の企画プロデューサー。サブカルチャーとライフスタイルの交差点で、旬のトピックを発信中。日常に小さなトキメキと発見を添えることがモットーです。