給与より成長?ASEAN学生が日本企業を選ぶ理由
2026-03-18 13:00:00
株式会社エナジャイズは、2026年2月にシンガポールで開催された「ASEAN CAREER FAIR with JAPAN 2026」に参加したASEANの大学・大学院生を対象に、日本企業への就業意識に関する調査を実施しました。
本記事では、調査結果から見えてきたASEAN学生の最新志向と、日本企業の現状・今後の課題、そして企業が重視すべきポイントまでを詳しく解説します。
「給与」よりも「国際的なキャリア形成機会」を重視

調査によると、ASEANの大学・大学院生の約8割が「国際的なキャリア形成機会」を、日本で働く上で最も重視するポイントと回答しています。
従来、日本国内で重視されがちだった「給与」だけでなく、今後の国際市場で自分の価値を高められるかが、志望理由として急上昇しています。
この傾向は、グローバル志向の強いZ世代・ミレニアル世代にとって共通するものです。
円安や物価上昇でも変わらぬ日本人気、その背景とは

近年の円安、物価上昇という経済情勢にもかかわらず、日本企業への関心は引き続き高いまま。
日本での就業経験は「将来国際市場での競争力を高める資産」と考えられており、高賃金目的だけでなく、成長機会や経験の希少性が重視されている点が分かります。
また、企業の信頼性やブランドイメージも支えとなっています。
「給与が同じなら日本」ASEAN学生の就労希望ランキング

「給与が同じ条件ならどこで働きたいか?」との設問に対し、多くの学生が日本をトップに挙げています。
他の選択肢としてシンガポールや欧米諸国も浮上していますが、日本での職業経験が独自の価値につながると認識されています。
日本就業経験は“国際市場での武器”になる

日本で働くこと自体が「就業経験」として高い評価を得ている点も調査から明らかになりました。
これは、世界的な人材マーケットの中でも、堅実な日本的労働文化やビジネスマナーが信頼されている証拠と言えるでしょう。
企業選びの軸は「成長要素」も重要

企業選択では「給与」や「福利厚生」も重視されていますが、日本企業を志望する学生の間では「成長機会」や「技術習得」「研修制度」「将来の昇進機会」など、長期的な能力形成やキャリアアップがより重要な軸になっています。
約6割が長期勤務希望|安定志向と成長志向のバランスは?

約6割の学生は「同じ会社で長く働きたい」と長期勤務を希望しています。
安定性を重んじつつも、能力形成や成長機会の多い職場であることが前提となっています。
企業には明確なキャリアパスや昇進ルートなどの環境整備が今後ますます求められます。
「昇進機会」が企業の魅力に

企業の魅力として最も評価されているのが「昇進機会」。
年功序列よりも実力・成果主義への移行や、多様な評価制度への対応が期待されています。
また英語対応や多様性推進、グローバル環境への柔軟な制度設計もポイントです。
日本の未来は“選ばれる国”へ
株式会社エナジャイズ代表取締役・尾崎太朗氏は「日本企業は低賃金を補う“人手不足対策”ではなく、東南アジアの人材から積極的に“成長機会の場”として選ばれるポジションになりうる」と指摘します。
学生たちの意識は未来志向・グローバル志向が今後も主流になることは間違いありません。
まとめ
ASEAN出身の若手人材にとって、日本企業は国際的キャリアを築くための貴重なフィールドとして認知されています。
企業側には給与や福利厚生だけでなく、多様性・英語対応・研修制度・昇進機会などの総合的な成長プラットフォームとしての魅力を高める工夫が求められています。
海外人材の獲得競争が激化するいま、自社の成長機会やキャリアパスを明確に示すことで、優秀な人材から“選ばれる”企業へと変革するヒントになるはずです。
買ってみる・行ってみる派の読者にとっても、グローバル採用やスタートアップ、キャリアづくりトレンドにアンテナを張る視点として今回の調査内容は大いに参考になるでしょう。
※本記事はPR TIMESのリリースを元にE START AIライターが執筆しています。
情報提供元: PR TIMES