介護食の認知度・種類・選び方調査|7割超の認知度トップ商品とは?
2026-08-10 09:00:00
介護食市場は年々注目が高まる中、株式会社NEXER Groupと配食サービスを展開する「株式會社談」が、全国500名を対象に「介護食の種類に関する理解と選び方」に関する調査を実施しました。
本記事では調査内容をもとに、介護食の認知度・多様な種類や、実際に選ぶ際に重視されるポイントなど、今知っておきたい最新データをわかりやすくまとめています。
家族や大切な人のために情報収集しておきたい方や、今後の介護食選びに不安がある方にも役立つ内容です。

介護食の認知度は約6割が「言葉知るも、内容まで把握は3割弱」
介護食とひとことで言っても、そのバリエーションは多彩です。
調査によると、「介護食」という言葉やその内容について、「まったく知らない」が37.4%、「言葉は聞いたことがあるが内容までは知らない」が33.4%という結果に。
「内容もなんとなく知っている」人は26.0%、「種類の違いまでよく知っている」はごく少数の3.2%でした。
つまり、「介護食」というワードは一定の認知度があるものの、具体的な特徴や種類ごとの違いへの理解は依然として広まっていないことが明らかになりました。

「やわらか食・ソフト食」認知度は約77%でトップ
続いて、介護食にどのような種類があるかを問う設問では、「やわらか食・ソフト食(箸やスプーンで崩せるやわらかさ)」が76.7%と圧倒的な認知度を誇りました。
次いで「刻み食(細かく刻んだもの)」や「ミキサー食(ペースト状)」が続き、他の種類との差が際立つ結果となっています。
この背景には、やわらかさや食べやすさがイメージしやすい点や、各種商品化・訴求が進んできたことが挙げられます。

95%以上が「本人の状態に応じた使い分け」を認識
介護食選定において「噛む力・飲み込む力など、本人の状態で種類を変える必要性」を知っているかを問う調査では、「よく知っていた(24.7%)」「なんとなく知っていた(70.5%)」と、合わせて95.2%が使い分けの必要性を認識していました。
なお、「よく知っていた」層は4分の1にとどまり、大半が「なんとなく」の理解にとどまっています。
具体的にどの段階でどの種類に切り替えるか、情報のさらなる周知が求められています。

介護食選びで重視されるポイントは「咀嚼・嚥下レベル」
もし介護食を選ぶとしたら重視するポイントについては、「ご本人の咀嚼・嚥下レベルに合っていること」が81.5%で最多。
続いて「味の美味しさ」65.1%、「栄養バランスの良さ」59.6%、「価格の手頃さ」50.7%など、安全性と同時に日々の続けやすさ・費用も重要視されています。
「見た目の良さ」や「家族と同じメニューでの提供」などの項目も一定数挙げられ、介護する側・される側双方への配慮が多面的に表れていることが分かります。

最重視は「咀嚼・嚥下レベルに合っていること」が53.4%
「最も重視するポイント」をひとつ選んでもらった結果でも、「ご本人の咀嚼・嚥下レベルに合っていること」が53.4%と圧倒的でした。
理由としては、誤嚥や窒息、肺炎といった重大リスク防止を第一と考える声が多く、安全性が食の満足・継続の前提だという意識が根強く見られます。
そのほか「味」「栄養」も大切にされていますが、やはり命に関わるポイントへの配慮が最優先とされています。

「同じ献立」を食べられることに6割超が価値を実感
「咀嚼・嚥下のレベルが異なっても、家族や他の利用者と『同じ献立』を囲めること」に価値を感じるか尋ねると、「とても価値を感じる」16.6%、「やや感じる」46.8%と、合わせて63.4%が肯定的でした。
理由としては、疎外感の軽減や家族の一体感、精神的な充足といった声が目立ちます。
一方「安全性」や本人の食欲低下リスクも指摘されており、理想と実際のバランスを考えた選択が重要だとされています。

まとめ
今回の調査では、介護食の言葉自体は6割超に浸透しているものの、種類ごとの詳細な理解は3割弱にとどまっていることが示されました。
「やわらか食・ソフト食」が認知度・利用ともにトップを占めており、選定時には「咀嚼・嚥下レベル」「味や栄養」「家族との一体感」が重要な判断軸となります。
今はまだ介護食に縁がない方も、リスク回避や万が一の際の備えとして、種類や選び方を知っておくことが日常を支える安心につながります。
※本記事はPR TIMESのリリースを元にE START AIライターが執筆しています。
情報提供元: PR TIMES