FXの分析と負けてしまったときのロスカットとは!?
2016-05-14 20:03:51
FXは、為替相場の動きを理解するのが大切ですが、為替に影響を与える経済情勢などを理解し、先を分析することを、ファンダメンタル分析といいます。
FXの初心者にとっては、難しく、ちょっと勉強して習得できる分析方法ではありませんが、わかればFXのトレンド予想に大きく役立ちます。
少しずつ、世界や経済のニュースを気にするようにしたいですね。FXを始めるにあたって、何度もリスクについては念を押してきましたが、それでも落ち込むほど負けてしまうこともあるかもしれません。
ロスカットといい、為替がポジションから大きく逆方向に動いた時、強制的に取引を完了させられることがあります。当然ですが、損失額は大きいです。
ロスカットまで行かないよう気をつけましょう。そして、FXで利益を得た場合には、きちんと税金を計算し、申告する必要がありますので、くれぐれも忘れないよう注意しましょう。初心者でも手軽に始められるFX、リスクを忘れずに、安全な取引を楽しみましょう。
ファンダメンタル分析とは
FXの相場の流れを読むには、チャートから予想するテクニカル分析と、政治の動きや経済状況により為替相場が動くと予想するファンダメンタル分析があります。
ファンダメンタル分析は、世界情勢の動きを把握し、経済指標が分かる必要があるため、初心者にはとってはハードルが高い分析方法です。従って、テクニカル分析のみでFX取引をしている人も多くいます。
それでも問題ありませんが、ファンダメンタル分析は、大きく動く相場を予想するきっかけがつかめたりするので、少しずつ理解できるようにしたり、世界情勢が分かる人に情報をもらうというだけでも、ためになるでしょう。
負けてしまった時
リスクを理解していたし、警戒もしていたけれども、時として大きく負けてしまうこともあります。
しかしそこでFXを辞めてしまわないで下さい。同じ負け方はしないようにしましょう。そして、あくまでも資金は、自分が自由に使える娯楽費を使いましょう。
大切な資産、生活費など失えない現金を使うことはやめましょう。
ロスカット
FX取引会社によって基準やルールは違いますが、ほとんどの会社でロスカットは設定されています。ロスカットとは、証拠金を下回る前に、強制的にポジションを全て逆の取引で終了させてしまうことです。相場がポジションとは逆の流れになってきて、すでに損失を被っているにも関わらず取引完了せずにいる場合などに自分の意図とは関係なく強制終了されてしまいます。
FXの税金とは?
FXで利益を得た場合、税金対象となるため、金額によって税金を支払わなくてはなりません。FXの利益は、雑所得に分類されます。
課税方法は申告分離課税といい、FXで利益が出ている人は、必ず自分で申告をしなくてはなりません。FXの利益だけから計算される税金となり、一律20.315%となっています。
まとめ
初心者でも始めやすいのがFXの良いところですが、負けることにより金銭的にも精神的にもダメージを受ける場合も少なからずあります。
リスクを理解した上でFXを楽しめば、多少なりとも損が出た時の気持ちの切り替えもできるはず。儲けたり損したり、いろいろな結果はFXを学べる良い機会です。FX初心者なりに最初は安全にゆっくり小さくから始めましょう!
情報提供元: ESTART編集部