エンタメ
2025-07-10 12:10

5人組グループ・SUPER EIGHTの安田章大が、15日午後4時からNetflixで日本国内で初配信されるスタジオジブリの名作アニメーション『火垂るの墓』日本語音声ガイドに起用された。過去に脳腫瘍の手術経験を持ち、現在も光過敏の後遺症と向き合う中で「音による視聴体験」に強い関心を抱いてきた安田が、繊細な語り口で作品の世界を音で伝えている。
【写真】日本語音声ガイドを収録するSUPER EIGHT・安田章大
安田は、「小学生の頃、仲の良い友だちが視力を失ったことから、一緒に手話や点字を学んだことがありました。また、僕の出身は兵庫県で、『火垂るの墓』の舞台でもある西宮や神戸の風景は、子どもの頃から日常にあった場所です。夏休みには、友だちや地域の子どもたちと、『火垂るの墓』を一緒に観た記憶もあります。その後、さまざまな経験を経て、40歳になった今、思い出がたくさん詰まったこの作品に、“音声ガイド”という形で関われることに、なにか運命的なつながりを感じています。すべてがつながっているようで、なるべくしてなったような、深く得心する思いです」とコメント。
さらに音声ガイドを通した視聴については、「手術後は、映像コンテンツを長時間にわたって観ることが難しく、途中で視聴を止めてしまうこともありました。しかし、音声ガイドでは、登場人物の表情や風景の変化、アクションの繊細な動きまで音で伝わってくるため、映像の世界が一気に広がったように感じました。これまでのように視覚に頼れないからこそ、音に深く集中できます。その体験は、むしろ物語への没入感を一層高めてくれるように感じています。今回、Netflixで世代を超えて語り継がれる『火垂るの墓』の日本語音声ガイドを担当できたことを、心から感謝しています。この作品の強いメッセージが、音を通じて伝わるよう、一音一音に思いを込めて語りました。多くの方に“音で感じる物語”として届けられることをうれしく思います」と語っている。
Netflixはアクセシビリティ向上の一環として音声ガイドに注力しており、2022年からはオリジナル作品において最大30言語で展開。視覚に制限のある視聴者にも物語を届ける取り組みを進めている。音声ガイドでは、登場人物の動きや表情、場面の変化など、セリフだけでは伝わらない情報をナレーションで補足することで、より深い物語体験を可能にしている。
先行して190以上の国と地域で世界配信されている英語版の音声ガイドは、長年日本で暮らし米国と日本の両文化に通じるパトリック・ハーラン(パックンマックン)が担当。「『火垂るの墓』は、国や文化の垣根を超えて、世界中の人々の心に深く訴えかける力を持った作品です。長年日本で暮らし、米国と日本の両方の文化に馴染みのある立場から、英語版の音声ガイドという形で関わることができ、光栄に思っています。世界中にいる英語話者で、視覚に制限のある方を中心に、音声だけでこの稀有な作品の世界を伝えられるよう、本作の深い感情や背景がさらに届いてくれることを祈りながらナレーションしました」とコメントを寄せた。
12日にはNetflix主催の『火垂るの墓』音声ガイド付き上映会が開催され、安田も登壇予定。視覚に制限のある観客に向けたトークセッションを通じて、誰もが物語を感じられる環境の重要性を語る。Netflixは今後も音声ガイドの展開を広げ、より多くの視聴者が“聴いて想像する”体験を通じて作品に没入できる取り組みを進めていく。
【写真】身振り手振りで説明する様子がかわいい安田章大
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【動画】安田章大のコメント映像も公開
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【動画】「THE FIRST TAKE」初登場でズッコケ男道を披露したSUPER EIGHT
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安田は、「小学生の頃、仲の良い友だちが視力を失ったことから、一緒に手話や点字を学んだことがありました。また、僕の出身は兵庫県で、『火垂るの墓』の舞台でもある西宮や神戸の風景は、子どもの頃から日常にあった場所です。夏休みには、友だちや地域の子どもたちと、『火垂るの墓』を一緒に観た記憶もあります。その後、さまざまな経験を経て、40歳になった今、思い出がたくさん詰まったこの作品に、“音声ガイド”という形で関われることに、なにか運命的なつながりを感じています。すべてがつながっているようで、なるべくしてなったような、深く得心する思いです」とコメント。
さらに音声ガイドを通した視聴については、「手術後は、映像コンテンツを長時間にわたって観ることが難しく、途中で視聴を止めてしまうこともありました。しかし、音声ガイドでは、登場人物の表情や風景の変化、アクションの繊細な動きまで音で伝わってくるため、映像の世界が一気に広がったように感じました。これまでのように視覚に頼れないからこそ、音に深く集中できます。その体験は、むしろ物語への没入感を一層高めてくれるように感じています。今回、Netflixで世代を超えて語り継がれる『火垂るの墓』の日本語音声ガイドを担当できたことを、心から感謝しています。この作品の強いメッセージが、音を通じて伝わるよう、一音一音に思いを込めて語りました。多くの方に“音で感じる物語”として届けられることをうれしく思います」と語っている。
Netflixはアクセシビリティ向上の一環として音声ガイドに注力しており、2022年からはオリジナル作品において最大30言語で展開。視覚に制限のある視聴者にも物語を届ける取り組みを進めている。音声ガイドでは、登場人物の動きや表情、場面の変化など、セリフだけでは伝わらない情報をナレーションで補足することで、より深い物語体験を可能にしている。
先行して190以上の国と地域で世界配信されている英語版の音声ガイドは、長年日本で暮らし米国と日本の両文化に通じるパトリック・ハーラン(パックンマックン)が担当。「『火垂るの墓』は、国や文化の垣根を超えて、世界中の人々の心に深く訴えかける力を持った作品です。長年日本で暮らし、米国と日本の両方の文化に馴染みのある立場から、英語版の音声ガイドという形で関わることができ、光栄に思っています。世界中にいる英語話者で、視覚に制限のある方を中心に、音声だけでこの稀有な作品の世界を伝えられるよう、本作の深い感情や背景がさらに届いてくれることを祈りながらナレーションしました」とコメントを寄せた。
12日にはNetflix主催の『火垂るの墓』音声ガイド付き上映会が開催され、安田も登壇予定。視覚に制限のある観客に向けたトークセッションを通じて、誰もが物語を感じられる環境の重要性を語る。Netflixは今後も音声ガイドの展開を広げ、より多くの視聴者が“聴いて想像する”体験を通じて作品に没入できる取り組みを進めていく。
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