ヤクルトは1日、沖縄・浦添市で春季キャンプをスタートさせた。あいにくの雨となった初日だったが、球界最年長の石川雅規（45）はさっそくブルペン入り。直球のみの25球を投げ込み「しっかりと準備して今日できる全力で投げられたので、いいスタートを切れた」と手応えを語った。

昨シーズンはキャリアワーストとなる9試合に登板し1勝に終わった石川。しかし「まだまだ野球が上手くなりたいですし、勝ちたいという思いが強いので体の状態うんぬんより結果としてアピールしていきたい」と気持ちに衰えはない。

プロ24年目を迎えた今シーズンは、プロ野球新記録となる “24年連続勝利”、そして残り14勝に迫る“通算200勝”の金字塔に期待がかかる。石川は「何歳になっても先発をやっている以上、開幕投手を目指すことは大事だと思っている」と意欲を示した。

続けて「そこを目指すことで開幕ローテーションも見えてくると思いますし、これでいいやとか自分で線引きしないように、笑われてもいいのでそこを目指して頑張りたい」と決意を口にし勝負の新シーズンをスタートさせた。
 

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