![](https://webp.jword.jp/newsdig.ismcdn.jp/L213aW1ncy9jLzEvLS9pbWdfYzFhNjMyMDgzMjIxN2JkYjM0Y2MwMDlkNmM4MmY5NWY2OTAyNy5qcGc=.webp)
MLBのアスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎(18)が11日、桐朋高校で会見を行い「小さい頃からの夢でしたし、一歩一歩自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」とメジャー挑戦を口にした。
黒のスーツにクリーム色のネクタイで登場した森井、「1月15日にアスレチックスの方とマイナー契約をさせてもらいまして、1ヶ月間軽い練習をして、昨日帰国しました」と挨拶した。
「小さい頃からの夢でしたし、メジャーリーグの球団と契約できるっていうことはすごい自分にとっても嬉しいことです。自分が見てた世界に今すぐ行けるってわけじゃないですけど、一歩一歩自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」としっかりと前を見つめていた。
契約金は151万500ドル(約2億4000万円)で日本人アマチュア選手では史上最高額となった。桐朋高校で1年夏から公式戦に出場、2年時には中軸を担うと同秋には遊撃手兼投手としてチームをけん引。打っては高校通算45本塁打、投げては最速153㎞を投げる「二刀流」として日米から注目を集めた。契約したアスレチックスのダン・フェインスタインGM補佐はHPで“歴史的な日”とし、「この春からマイナーリーグを駆け上がり、投打でプレーする姿をみることが待ち遠しい」と二刀流での活躍に期待していた。
アスレチックスのユニホームを着た感想には「似合ってると思いました」と笑顔を見せて、アスレチックスという球団に対しては「二刀流ですごい高く評価していただいたっていうことと、若手の選手をどんどん使っていくっていう方針があると思うので、そういうところが自分にもチャンスがあるかなっていうふうに強く感じた」としっかり分析していた。
メジャー挑戦については「もちろんNPBの方に行こうかっていうふうに迷ってた時期ももちろんありましたし、難しい決断ではあったんですけど、アスレチックスが球団のことを丁寧に説明してくださったりしましたし、あとは自分が早いうちからアメリカに行って、慣れた方がメジャーに上がったときにすぐに活躍できるんじゃないかなっていうふうな考えはあった」と自分の考えを口にした。
内野手と投手の“二刀流”にも期待されている森井、二刀流の先輩、ドジャース・大谷翔平(30)の活躍には「やっぱり練習して行くにつれて、どれだけすごいことをやってるのかっていうのは自分なりに理解はできるので今はやっぱり全然、技術的にも体力的にも見えない存在ではあるんですけど、そこをこれからどうやって埋めていこうかっていうふうに考えながら練習をやっていきたい」と大谷の背中を追っていた。
高校からメジャーリーグとの契約いう異例の挑戦と言われているが「自分はあんまり前例とかを何て言うんですかね、考えたくないというか、考えないタイプなので、自分がやって幸せなことというか、自分が選んでこういう道に進みたいなっていう道に進もうというふうに思ってた」と語った。
さらに高校3年で夏の大会が終わった瞬間には「負けた瞬間は頭真っ白になったというか、終わったなっていうのはもちろんありました。これからはやっぱり自分が本当に100%準備できたと言えるような準備をしたいなっていうふうに思いました」とコメント、メジャー挑戦の支えになったのは「母親に“自分の生きたい人生を生きなさい”っていうふうにはずっと言われてて、死ぬときに、こんなこういう人生にできてよかったなっていうふうな人生にしたいなっていうのを一番大事にしましたね」と18歳が一言一言、自分の考えを初めての会見でしっかりと答えていた。
■森井翔太郎(もりい しょうたろう)
2006年12月15日生まれ18歳、東京都出身。身長182cm・体重85kg、右投左打。
桐朋学園小(住吉ビクトリー・武蔵府中リトル、6年時には西武ライオンズJr.に選出されNPBジュニアトーナメントで準優勝)~ 桐朋中(練馬北シニア・1年夏から同校の軟式野球部でプレー)~桐朋高
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】