
全日本スキー連盟は14日、2024/2025シーズンのスキー・スノーボード競技で優秀な成績を収めた選手を表彰する「SNOW AWARD 2025」を開催した。FISワールドカップ、および世界選手権で10位相当の成績を残した、各競技最上位男女各1名が優秀選手として表彰され、世界選手権のスキージャンプ男子ラージヒルで銅メダルを獲得した小林陵侑(28、TEAM ROY)、同じく男子モーグルで金メダルを獲得した堀島行真(27、トヨタ自動車スキー部)、スノーボードワールドカップ・男子ハーフパイプで3季連続の種目別優勝を果たした平野流佳(23、INPEX)らが選出された。
【動画を見る】三木つばきが語った大舞台で活躍するための心構え
最優秀選手賞に輝いたのは、女子スノーボードの三木つばき(21、浜松いわた信用金庫)。一昨年に続く2度目の受賞となった。世界選手権のパラレル回転で金メダル、パラレル大回転で銀メダルと、2つのメダルを獲得。また、ワールドカップでは2種目共に種目別優勝を果たし、圧倒的な強さを見せつけたシーズンとなった。黒のドレスで授賞式に登壇した三木は「SNOW AWARDで優秀選手賞を初めて受賞した時は17歳だった。その時はワールドカップベスト8を目標にしていたが、たくさんの応援があり総合優勝と世界選手権でのメダル獲得を報告することできた」と今季の飛躍を喜ぶとともに、「大谷選手にも負けない活躍を見せて、もっと報道してもらえるように頑張りたい」と来季への意気込みを語った。
来年2月にはミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™が行われる。22年の北京五輪には高校生3年生でパラレル大回転に出場するも、無念の途中棄権。「前回は表彰台に到達できなくて悔しかったが、今回は自信を持って取り組んでいきたい。五輪という名前は大きいが、タイムスケジュールや出場してくる選手は普段と変わらない。ワールドカップや世界選手権と大きく差を考えずに、のびのびと戦いたい」と語った世界女王は、「8歳の時にオリンピック優勝を目標にした。次のオリンピックはもちろん金メダルを目標にしている」と、来季五輪での活躍を誓った。
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