
■MLB ドジャース 4ー6 エンゼルス(日本時間19日、ドジャースタジアム)
【一覧】MLB ロサンゼルス・ドジャースの試合予定と結果を振り返る
エンゼルスの菊池雄星(33)が敵地でのドジャース戦に10度目の先発、5回2/3、98球を投げて、被安打3、奪三振7、四死球4、失点1(自責点1)で防御率は3.72から3.50となった。
4対1とリードし、6回途中、1塁ベースカバーに入った際に右足首を捻り、打者走者と交錯するアクシデントで降板。勝ち投手の権利を手にしていたが、7回に中継ぎ陣が同点スリーランを浴びて、菊池の今季初勝利が消えてしまった。チームは8回に勝ち越しホームランが飛び出し、2010年以来、15年ぶりにドジャース戦3連勝となった。
試合後、菊池は「すべてのボールをうまく使えたかなと思いますし、ストレートが非常に良いボール行ってましたんで、今日は手応えを掴んだ、そういう試合でした」と移籍後初勝利はお預けとなったが表情は明るかった。
今季最多7奪三振には「やはりストレートで三振が増えてくると、自分の投球の形というのが、やっぱりストレートでどれだけ押し込めてるかっていうことになってきますから、今日はそれができていたかな」と満足の表情を浮かべた。
右足首の状態については「最初少し痛かったんですけど、今は全く問題なく歩けてますから、次の試合は問題なく行けると思います」とコメント。
今季初となった花巻東の後輩・大谷翔平(30)との対戦は「彼に関してはもうミーティングでは、シングルヒットだったらOKっていう、そういう感じの話になりますね」と話し、「彼とジャッジだけはそういうミーティングになるんで、シングルヒット2本打たれましたし、タイムリーも打たれましたけど、まあ、さすがだなという気持ちと、ホームランが防げて良かったなっていう(笑)そういう感じですね」と笑顔を見せた。
それでも大谷に対しては、今まで投げていなかった左打者へのチェンジアップを解禁していた。「ああいうことやっていかないと、なかなか抑えること難しいバッターですし、特に最近のスイングを見てると、どうやって抑えようかって非常に悩ましかったんですけど、チェンジアップを使ったりとか、新しいもの見せて行かないと、なかなか抑えるのは難しい、そういうバッターですね」と大谷対策は入念にしていた。
前日18日には日本人4選手が集まり試合前に大きな笑い声を上げて談笑していたことについては「大した話はしてないですよ、皆さんが喜ぶような話はしてないんで(笑)まあお互い30代を超えてきたんで、アンチエイジングの話とか(笑)化粧水は何がいいかとか、そう言う話を聞いて、あとは、一緒にドッグランしたいねとか、犬を連れて」と語った。
なかなか移籍初勝利に恵まれていないが「先発の仕事っていうのをしっかり果たすことにフォーカスしてますから。ここ最近は5回、6回しっかりと失点抑えながら進めて行けて、チャンスを残しながら次に、中継ぎにバトンを渡せてますので、引き続きこういうピッチングをしていけば、チームもそして個人も勝つチャンスっていうのは増えると思います」と前向きに話した。
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】