
■バレーボール ネーションズリーグ2025 女子予選ラウンド第1週(日本時間9日、カナダ・オタワ)
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ。前回、銀メダルの女子日本代表(世界ランク5位)はドミニカ共和国(同10位)に3ー0(25ー19、25ー21、25ー9)のストレート勝ち。日本は第1週のカナダラウンドをすべてストレート勝ちした。
スタメンはキャプテンの石川真佑(25)、セッターは関菜々巳(25)、島村春世(33)、宮部藍梨(26)、和田由紀子(23)、佐藤淑乃(23)、リベロには今大会初スタメンとなる岩澤実育(25)が名を連ねた。
開幕3連勝で勢いに乗る日本の第1セット、中盤まで相手の攻撃力に苦戦し、競り合う展開となった。それでも佐藤のサービスエースで17-15と2点のリード。さらに島村の移動攻撃で18ー15とリードを広げた。さらに終盤には佐藤がバックアタックを打つと見せかけて、石川にトスするフェイクセットで決めきり先に20点に乗せた。最後は石川のサーブが決まり25ー19で先取した。
関のサービスエースで始まった第2セット。ベンチのフェルハト・アクバシュ監督(39)も笑顔を見せた。しかし、相手の強打に対応できずリードを許す展開に。中盤に佐藤がラインギリギリとなるスパイクを決めると、さらにラインぎりぎりのサービスエースで連続得点。
そして途中出場の秋本美空(18)がブロックを決めるなど1点差に迫った。終盤では長いラリーをこの日、初スタメンの岩澤が好レシーブでつなぎ、佐藤が決めきり同点に。そのまま逆転に成功し、日本は2セットを連取した。
第3セットは序盤で相手のスパイクが佐藤の顔面に当たるアクシデントがあったが、そのままプレー。その後は石川のサービスエースやバックアタックなどでリードした日本。石川、和田、佐藤、島村の攻撃で8連続得点し、大量リードでドミニカ共和国を突き放した。日本は4試合連続のストレート勝ちでカナダラウンドを終えた。
試合後、最多20得点を挙げた石川は「今日まで4試合やってみてすごくチームとしてもいい雰囲気でできてましたし、途中苦しい場面もあったんですけど、そこをしっかり我慢しながら今日もしっかり勝ち切ることができてよかったです」と振り返った。
第2週となる次戦は香港に移動し、日本時間18日に世界ランキング14位のタイと対戦する。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点(上位)】
石川 20得点
佐藤 19得点
和田 11得点
島村 9得点
◆予選ラウンド第1週:カナダ・オタワ
6月5日(木)3ー0 オランダ
6月7日(土)3ー0 セルビア
6月8日(日)3ー0 カナダ
6月9日(月)3ー0 ドミニカ共和国
◆予選ラウンド第2週:香港
6月18日(水)vs タイ
6月20日(金)vs イタリア
6月21日(土)vs 中国
6月22日(日)vs チェコ共和国
◆予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月9日(水)vs フランス
7月10日(木)vs 韓国
7月12日(土)vs ポーランド
7月13日(日)vs ブラジル
◆ファイナルラウンド:ポーランド
7月23日(水)から27日(日)
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