
巨人は3日、長嶋茂雄終身名誉監督の死去を受け、原辰徳前監督(66)と阿部慎之助監督(46)のコメントを発表した。原前監督は「私にとって、長嶋さんは憧れで、野球というスポーツの象徴でもあり、神様のような存在でした」とコメントし、阿部監督「私たちにできるのは勝利を届けることだけです。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
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長嶋氏は、きょう午前6時39分、肺炎のため都内の病院で死去。89歳だった。葬儀は近親者のみで営まれ、後日、お別れの会が開かれる。
長嶋氏は1958年に巨人に入団し、打点王、本塁打王の2冠に輝き、新人王を獲得。天皇皇后両陛下をお迎えした初の天覧試合では、サヨナラ本塁打を放つなど、その勝負強さでプロ野球ブームを巻き起こした。1974年の現役引退の際には後楽園球場で「わが巨人軍は永久に不滅です」と名言を残し、「ミスター・プロ野球」として親しまれ、2013年には国民栄誉賞を受賞、2021年には野球界から初となる文化勲章を受章した。
■原辰徳前監督コメント
「勝負に厳しく、人に優しく、誰からも愛される方でした。私にとって、長嶋さんは憧れで、野球というスポーツの象徴でもあり、神様のような存在でした。私の中で長嶋さんはいつも燦然と輝き、選手、コーチ、監督、全ての立場で最も影響を受けました。残念ですが、現実を受け止めるしかありません。ご冥福をお祈りいたします」
■阿部慎之助監督コメント
「突然の訃報に驚くばかりです。入団時から私を導き、育てていただきました。監督になってからも温かく、厳しく、支えていただきました。私たちにできるのは勝利を届けることだけです。心よりご冥福をお祈りいたします」
※写真は2021年
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