バレーボールのネーションズリーグ、第2週の香港ラウンド最終戦で女子日本代表（世界ランク6位）はチェコ共和国（同13位）に3ー0のストレート勝利。カナダラウンドを含め6勝2敗とした日本は7月9日に第3週千葉大会を迎える。チェコ共和国戦で解説を務めた栗原恵（40）さんに試合の振り返りと26日（日本時間）に迎える男子日本代表の第2週ブルガリアラウンドの見どころを聞いた。

【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手＆『ネーションズリーグ』日程

伊藤隆佑TBSアナウンサー：
日本対チェコ戦、見事日本は3対0のストレート勝ちを収めました。解説は栗原恵さんでした素晴らしい試合でしたね。

栗原さん：
素晴らしい試合でしたね。本当に高い相手に対してどんどん試合を重ねるごとに日本チーム良くなっていってるなというふうに感じてます。

伊藤アナ：
チェコも新しいチャレンジャーカップを優勝したチームということで、新しいチームとの対戦でしたけれど、もう少し競るんじゃないかという戦前の予想もありましたけれど。

栗原さん：
やはり早い段階で相手の得意なところを潰していかないと、日本はちょっと苦しい展開に持ち込まれるんじゃないかなっていうふうに懸念してたんですが本当にその都度都度修正していって、いい形で日本が最後まで安心して見てられる試合展開に運んでくれたなと思います。

伊藤アナ：
その中で今日のチェコ戦でも、栗原さんからも選手のインタビューがありました。印象に残った選手は誰でしょうか。

栗原さん：
そうですね、みんな印象に残ってはいるんですけど、佐藤淑乃選手ですよね。やはり試合の中で苦しいボールが集まってくる中で、本当に選手の中でいろんな考えがあると思うんですけどそこを瞬時に判断して修正していって、最後欲しいところでしっかりと点数を決め切ってくれるところは素晴らしかったなと思います。

伊藤アナ：
佐藤選手本人も言っていましたが自分の良さであるオフェンスとサーブを日本のラウンドでもしっかり出したいなってこと言ってましたね。

栗原さん：
やはり佐藤選手が決めてくれると非常に日本も勢いに乗りますし、サーブでキープしてくれてるときっていうのは日本のいい形がたくさん見られるので、日本ラウンドでもぜひたくさん活躍してそういう場面を多く見せて欲しいですね。

伊藤アナ：
女子は7月9日に日本ラウンド開幕ということになりますが、その前に男子が第2週のブルガリアラウンドですけれど、ブルガリアラウンド男子チームの注目選手、栗原さんは誰になりますか。

栗原さん：
みんな注目したいんですが、特には宮浦選手に注目しています。

伊藤アナ：
その理由としてはどういう部分でしょう。

栗原さん：
本当に昨年までも途中から入って流れを変えたりですとか、本当に非常にうまいプレーをして一気に日本の勢いをつかせてくれるプレーを随所にしてくれるので宮浦選手、スタートから出る機会も非常に多いので、どのような試合展開に持っていってくれるのかっていうところを注目しています。

伊藤アナ：
なるほど。そのブルガリアラウンドを経て日本男子としても、千葉のラウンドに戦って帰ってくることになるわけですが、男女ともにですね、決勝トーナメントで前回大会銀メダルを獲得していますので、非常に大きな盛り上がりに千葉もなりそうですね。

栗原さん：
なりますね！やはりバレーボールって生で見ることにあってより迫力だったりボールの速度っていうところで楽しいところがあるので、ぜひ日本の皆さんにもそういう世界トップレベルのチームが集まった戦いっていうのを注目して応援してもらいたいと思います。

伊藤アナ：
この海外ラウンドは時差もちょっとありますのでね、リアルタイムでファンの皆さんも見るのは大変だったかもしれませんけれど、ホームに帰ってくればね。はい。良い時間帯に見ることできますので、ぜひ熱いエールを皆さん送ってていただければと思います。ということで香港ラウンド第4戦、日本対チェコ共和国の解説は栗原恵さんでした。どうもありがとうございました！

栗原さん：ありがとうございました！
 

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