
バレーボールの世界TOP18チームが参戦しているネーションズリーグ男子の第2週・ブルガリア大会の3戦目が日本時間26日に行われた。前回大会で銀メダルの男子日本代表(世界ランク6位)は初対戦となったウクライナ(同13位)に2ー3(26ー24、17ー25、18ー25、25ー22、13ー15)で逆転負けを喫した。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
スタメンはセッターに大宅真樹(30)、宮浦健人(26)、佐藤駿一郎(25)、大塚達宣(24)、リベロは小川智大(28)。山崎彰都(27)と三輪大将(25)が今大会初めてスタートから起用された。
第1セット、高さのあるウクライナのブロックを大塚や宮浦のスパイクで振り切り得点を重ねた日本。しかし身長210㎝のセメニューク(31)に角度のあるスパイクを打ち込まれるなど終盤ウクライナに流れが傾き24ー24と競る展開に。それでも勝負所で宮浦が連続得点を決め26ー24でこのセットを制した。
第2セット、大宅がサービスエース、小川の好レシーブから山崎が得点を決めるなど立ち上がりはリードするも中盤からウクライナの高さを活かした攻守に翻弄された。小川のバックトスからミドルブロッカーの佐藤が決め切るなど日本も粘りを見せたが、ウクライナとの点差を縮めることができず、17ー25と大差で第2セットを落とした。
セットカウント1ー1とし第3セット、このセットもウクライナの高さに苦戦。宮浦の強烈なスパイクもブロックされるなど思うような攻撃ができず。佐藤のサービスエース、富田将馬(28)のバックセンターで得点も流れを引き寄せることができないまま18ー25で敗れた。
崖っぷちで迎えた第4セット、相手のリードを追いかける苦しい序盤。甲斐優斗(21)、山崎のスパイクで食らいつくと西山大翔(22)に2本連続サービスエースが飛び出し13ー13の同点に追いついた。すると終盤、日本は連続でブロックポイントを奪うなど反撃を見せ25ー22で第4セットを制した。
勝負のファイナルセット、スタートからエバデダン ラリー(24)のスパイクなど3連続ポイントでリードした日本。中盤でウクライナに逆転されるもエバデダンのブロックで9-9の同点に。終盤1点を取り合う攻防が続いたが日本はポイントを取り切れず、敗戦となった。
試合後、チーム最多14得点を挙げた大塚は「敗戦ということで非常に悔しい気持ちは強いですけど、前回のブルガリア戦とは違って内容の濃いものだったと思う。今日はスタートから出たメンバーもそうですし、途中から出たメンバーも本当にみんなで最後まで戦い抜いたなっていうふうに思ってます」と振り返った。
次戦は日本時間29日にスロベニア(同4位)と対戦する。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点(上位)】
大塚 14得点
宮浦 11得点
山崎 10得点
【ネーションズリーグ スケジュール】※日本時間
■予選ラウンド第1週:中国
6月11日(水)〇3ー0 中国
6月12日(木)●1ー3 ポーランド
6月13日(金)〇3ー0 セルビア
6月15日(日)〇3ー0 オランダ
■予選ラウンド第2週:ブルガリア
6月26日(木)●0-3 ブルガリア
6月26日(木)〇3ー2 フランス
6月27日(金)●2ー3 ウクライナ
6月29日(土)vs スロベニア
■予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月16日(水)vs ドイツ
7月17日(木)vs アルゼンチン
7月18日(金)vs ブラジル
7月20日(日)vs アメリカ
■ファイナルラウンド:中国
7月30日〜8月3日
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