
■陸上・日本選手権1日目 男子110mハードル準決勝(4日、東京・国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子110mハードル準決勝が行われ、東京2025世界陸上参加標準記録(13秒27)を突破している泉谷駿介(25、住友電工)が13秒19(+0.6m)の全体トップで決勝進出を決めた。同じく参加標準突破済みの野本周成(29、愛媛競技力本部)、阿部竜希(21、順大4年)の2人も決勝に進んだ。
野本は5月11日の木南記念で13秒25をマークし2位に入り参加標準を突破。阿部は4月25日の日本学生個人選手権の準決勝で13秒26の大会新記録で参加標準を突破。日本記録保持者の泉谷も13秒27で突破済み。
パリオリンピック™5位入賞で泉谷と同じ日本記録保持者の村竹ラシッド(23、JAL)は既に世界陸上代表に内定している。残り2つの世界陸上代表枠を目指し、実力者が揃った準決勝。1組目では、阿部が中盤から加速しトップに立ち、13秒26(ー0.3m)の1着でフィニッシュし決勝進出を決めた。2組目に登場した泉谷はスタートこそ出遅れたものの、中盤以降盛り返して13秒19をマークし1着でフィニッシュ。野本も13秒21で2着となり、ともに決勝に進んだ。
参加標準記録突破している3人全員が決勝に進み、激戦が予想されるが「ここまできたらメンタルじゃないですか」と語った泉谷。「もう気持ちで自分の走りができるようなメンタリティを保てばいけると思う」と自信を見せ、「代表内定できるように、体調管理にも気をつけながら頑張りたい」と意気込んだ。
男子110mハードルの決勝は明日行われる。準決勝トップ通過の泉谷は走幅跳にも出場予定で、明後日は走幅跳決勝に臨む。
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