
■MLB エンゼルスーレンジャーズ(日本時間8日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの菊池雄星(34)が本拠地でのレンジャーズ戦に中4日で先発し、5回97球を投げ、被安打6、被本塁打1、奪三振4、四死球2、失点4(自責点4)で降板。5回までに逆転され、勝敗はつかず今季4勝目はお預けとなった。チームはサヨナラ勝ちで連敗を3でストップした。
4年ぶり2度目のオールスターに選出されてから初登板となった菊池。レンジャーズも球宴に選出されたJ.デグロム(36)が先発で、球宴投手同士の対決となった。今季2度目のレンジャーズ戦となった菊池は1回、先頭打者・ハガーティー(31)の投手直撃のボールに反応するが、滑って転倒のアクシデント。内野安打となった。無死一塁で、ワールドシリーズMVP2度受賞のC.シーガー(30)に6球目の高めの球をスタンドへ運ばれ、2点を先制された。
エンゼルスがM.トラウト(33)の犠牲フライで1点を返し、1-2で迎えた2回は、ランナーを一人出すも後続をフライにおさえ、無失点。さらにその裏、T.ダーノウ(36、エンゼルス)がレフトスタンドへの2ランを放ち、逆転した。しかし3回、菊池は先頭打者にヒットを許すと、2番・シーガーにこの試合初の四球。無死一、二塁とランナーを背負うと、4番・ガルシアにライトへのタイムリーヒットで1点を献上し、同点とされた。続く6番・J.ハイム(29)にもタイムリーを許し、3-4と勝ち越されたが、4回は三者凡退に抑えた。5回も無失点に抑えたが、勝ち投手の権利を持てずに降板。今季4勝目とはならなかった。防御率は試合開始前の2.81から3.02になり、3点台となった。
チームは、6回にT.ダーノー(36)のタイムリーツーベース、代打で出場したL.ウェード(31)のタイムリーで2点を追加したが、8回に1点を返され、またも同点に。5-5で迎えた9回に1死満塁でN.シャヌエル(22)が押し出しの四球で、サヨナラ勝ちを収めた。
今季からエンゼルスに加入した菊池は、5月24日のマーリンズ戦で初勝利。6月10日のアスレチックス戦では8回途中を無失点に抑え、2勝目をあげた。さらに6月26日のレッドソックス戦では、7回3安打2失点(自責0)と好投し、今季3勝目。ここまで18試合に先発し、3勝6敗、防御率2.81、106奪三振をマークしていた。
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