
1991年以来34年ぶりとなる東京での世界陸上が13日に開幕する。大会最初の種目、男女の35km競歩では前回男子の同種目で銅メダルの川野将虎(26、旭化成)が満を持して登場。日本のメダル第1号誕生に期待がかかる。“世界最速決定戦”の男子100mも、初日から予選が行われる。その他、1日目に出場する注目選手とタイムスケジュールを紹介。
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
悲願の金なるか!?“男子35km競歩”
今大会、最初の決勝種目となる男子35km競歩。前回のブダペストで銅メダル、前々回のオレゴンでは1秒差の銀メダルに泣いた川野将虎。昨年の日本選手権では世界新をマークするなど、好調キープで3度目の世界陸上で頂点を目指す。※現在の世界記録はイタリアのM.スタノ選手
世界では9秒台が当たり前!最速の男は誰の手に“男子100m予選”
パリオリンピック™、前回大会金メダルのN.ライルズ(28、アメリカ)や今季世界最高の9秒75(+0.8)をマークしているK.トンプソン(24、ジャマイカ)など実力者が顔を揃える男子100m。日本からは19年ドーハ大会以来の個人での代表となった桐生祥秀(29、日本生命)や3大会連続の決勝進出を目指すサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)、10秒00(+1.3m)の日本歴代5位タイ、学生歴代2位をマークした守祐陽(21、大東文化大)が世界の強豪に挑む。
中長距離のエース田中希実(26、New Balance)が“女子1500m”でまずは1種目目
5000mと合わせると大会中に5本走る可能性のある田中が、1本目のレースに登場。1500mは2大会連続で準決勝敗退と悔しい結果。日本のエースが、自身の持つ3分59秒19の日本記録を塗り替えることはできるのかに期待がかかる。
日本初のメダル獲得へ男子3000m障害
男子3000m障害には3大会連続出場の三浦龍司(23、SUBARU)が日本初の表彰台を狙う。前回大会ではメダルまで1秒72まで迫った三浦。7月12日のダイヤモンドリーグ・モナコで、自身の持つ日本記録を6秒以上更新する8分03秒43の日本新をマーク。パリ五輪金のタイムよりも約3秒早い“特大”の日本新で衝撃を与えた。
海外勢では世界記録保持者が登場!
棒高跳で2大会連続金メダルのA.デュプランティス(25、スウェーデン)が3大会連続の金メダルを狙う。東京で自身14回目の世界記録更新と6m30超えに挑む。
【モーニングセッション】
7:30~ 男子35km競歩 決勝(川野将虎、勝木隼人、丸尾知司)
女子35km競歩 決勝(梅野倖子、渕瀬真寿美、矢来舞香)
9:00~ 女子円盤投 予選A
10:40~ 女子円盤投 予選B(郡菜々佳)
10:55~ 男子砲丸投 予選AB
11:10~ 男子100m 予備予選
11:40~ 混合4×400mリレー 予選(日本)
【イブニングセッション】
18:05~ 男子3000m障害 予選(三浦龍司)
18:30~ 女子走幅跳 予選AB(秦澄美鈴)
18:55~ 女子100m 予選
19:05~ 男子棒高跳 予選AB
19:50~ 女子1500m 予選(田中希実、木村友香)
20:35~ 男子100m 予選(桐生祥秀、守祐陽、サニブラウン アブデルハキーム)
21:10~ 男子砲丸投 決勝
21:30~ 女子10000m 決勝(廣中璃梨佳、矢田みくに)
22:20~ 混合4×400mリレー 決勝
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