■MLB　ナ・リーグ地区シリーズ第1戦　ドジャース 5－3 フィリーズ（日本時間5日、シチズンズ・バンク・パーク）

ドジャースの佐々木朗希（23）が敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦で2点リードの9回に登板。無失点に抑える好投で試合を締めくくり初セーブをマーク、ドジャースは地区シリーズ先勝となった。

試合は先発・大谷翔平（31）が2回にタイムリー、犠飛を許し3失点を喫するも投手復帰後最長タイとなる6回89球を投げ、被安打3、奪三振9、四死球2、失点3（自責3）の力投。すると打線は2ー3と1点を追う7回にT.ヘルナンデス（32）の3ランで逆転に成功する。リリーフ陣が繋ぎ、2点リードのまま9回、クローザーとして佐々木がマウンドに上がった。

先頭のリアルミュートに対し、初球は162.5㎞のフォーシームを投げ込むとカウント1ボール2ストライクからスプリットで見逃し三振を奪った。続くM.ケプラー（32）にはスプリットを弾かれ右二塁打を許したが、後続を二ゴロ、三邪飛に打ち取り本塁は踏ませず。ドジャースは地区シリーズ先勝となった。

佐々木は日本時間2日に行われたレッズとのワイルドカードシリーズでプレーオフデビュー。9回、チーム5番手としてマウンドに立ち、堂々のピッチングで2者連続三振から3人で退けWCS突破に貢献した。

この日からリーグ東地区を制した強豪フィリーズとの対戦。先に3勝したチームが次のリーグチャンピオンシップシリーズ（LCS）に進出する。

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