
■MLB ワールドシリーズ第1戦 ドジャース4-11ブルージェイズ(日本時間25日、ロジャース・センター)
2年連続ワールドシリーズ(WS)制覇を狙うドジャースは、敵地でブルージェイズに大量11失点の大敗を喫した。
大谷翔平(31)は“1番・DH”で先発出場し、9点ビハインドの7回(第4打席)でWS1号となる2ランを放つなど、4打数1安打2打点。WSでの日本人選手の本塁打は松井秀喜(当時ヤンキース)以来、史上2人目。だが反撃も及ばず空砲となり、初戦を落とした。
試合は2ー2の同点で迎えた6回、先発のB.スネル(32)が安打と四死球で満塁のピンチを招き降板。2人目・E.シーハン(25)がマウンドに上がるもA.クレメントにセンターへの適時打を許し、ブルージェイズが勝ち越し。さらにA.バンダ(32)が満塁弾を浴びるなど救援陣が打ち込まれ、この回9失点と大炎上。守護神・佐々木朗希(23)のWS初登板は実現せず初戦を終えた。
今季はブルージェイズと8月に本拠地で対戦し2勝1敗。連覇に向け迎えたWS初戦、1回ブルージェイズの先発・T.イェサベージに対し先頭の大谷はスプリットに空振り三振。続くM.ベッツ(33)、F.フリーマン(36)は打ち取られ三者凡退に倒れた。
先発のB.スネルは2死から3番・ゲレーロJr.に四球を与えると続くB.ビシェットに右安打を許した。さらにこのイニング2つ目の四球で満塁のピンチを迎えたが、6番・D.バーショを中飛に打ち取り無失点で切り抜けた。
打線は2回、1死一塁から6番・M.マンシー(35)が左安打で繋ぎ、一、二塁のチャンスを作ると続くE.ヘルナンデス(34)にセンターへの適時打が飛び出し先制に成功した。さらに好機は続き、8番・T.エドマン(30)は三安打で出塁し満塁。しかしA.パヘス(24)は空振り三振、大谷の第2打席は一ゴロに打ち取られ追加点は奪えず。
1点のリードで3回、ベッツ、フリーマンが連続四球で出塁。無死一、二塁とこの回も好機を作ると4番・W.スミス(30)がライトへの適時打を放ち2点目を挙げた。
2ー0で迎えた4回、スネルは先頭のA.カークにライトフェンス直撃のヒットを許す。すると続く6番・バーショに初球のフォーシームを捉えられセンターへの2ランを浴び、一振りで同点に追いつかれた。ここまで2戦連続で無失点に抑える快投を見せていたスネルだが、プレーオフ初戦のレッズ戦(1日)以来、18イニングぶりの失点となった。
5回、ブルージェイズの2人目・M.フルハーティーに対し大谷の第3打席はスライダーに空振り三振。2ー2のまま試合は後半戦に入り6回、スネルは無死から四球、安打で走者を出すと4回に2ランを許しているバーショに死球。満塁のピンチを迎えた。ここで2人目・E.シーハン(25)がマウンドに上がるも7番・A.クレメントにセンターへの適時打を浴び勝ち越しを許した。さらに押し出し四球、A.ヒメネスに適時打で2ー5。3人目・A.バンダ(32)が登板も1死満塁から代打・A.バーガーにセンターへの満塁本塁打、2死一塁から5番・カークに2ラン本塁打を打ち込まれ、2ー11と一気に崩れてしまった。
9点を追う7回は1死一塁で大谷の第4打席を迎えた。ブルージェイズの4人目・B.フィッシャーを相手に、1ボール2ストライクからの5球目、カーブを捉えると打球はライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打に。2点を返し4ー11とした。
しかし試合は終盤に入るも7点の大差は縮めることができず。8回はW.クライン(25)が無失点に抑え、9回、C.バシットの前に2死から第5打席を迎えた大谷が四球を選び出塁するも無得点で試合終了。WS初戦は逆転負けで黒星を喫したドジャース。0勝1敗で迎える翌日(26日)第2戦は山本由伸(27)が先発マウンドに上がる。
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