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ドジャース連敗で崖っぷち、ブルージェイズが世界一王手 大谷翔平は2戦連続無安打、また7回に...3暴投&継投失敗で痛すぎる失点

スポーツ
2025-10-30 12:47

■MLB ワールドシリーズ第5戦 ドジャース1-6ブルージェイズ(日本時間30日、ドジャー・スタジアム)


ドジャースは本拠地でのワールドシリーズ(WS)第5戦でブルージェイズに完敗。対戦成績を2勝3敗とし、WS連覇へ崖っぷちに立たされた。ブルージェイズは32年ぶりの世界一に王手。“1番・DH”で出場した大谷翔平(31)は4打数無安打で、2戦連続ノーヒットと沈黙した。


試合開始直後、先発のB.スネル(32)がWS史上初となる2者連続アーチをいきなり被弾。打線はキケ・ヘルナンデス(34)のソロで反撃したが、先発ルーキーのT.イェサベージ(22)を相手に7回までわずか3安打。スタメン全員が三振を奪われ、新人投手としてはWS最多の12三振を献上し、攻略できず。7回はスネル、代わったE.エンリケス(23)の2投手で3暴投と、前日に続きまた7回の継投失敗で痛すぎる失点。投打がかみ合わず完敗を喫した。


後がなくなったドジャースは、敵地トロントでの第6戦(11月1日)は山本由伸(27)が先発する予定。


勝った方が世界一に王手、ドジャー・スタジアムでは今季最後の試合に。だがいきなり波乱の幕開けとなり、B.スネルが立ち上がり、1番・D.シュナイダー(26)に初球先頭打者ホームランで先制を許すと、2番・V.ゲレーロJr(26)にはカウント0-1から2球目のストレートを左翼スタンドに運ばれた。ゲレーロは2試合連続となるPO8号ソロで、わずか3球で2失点。ワールドシリーズ史上初となる試合開始からの2者連続ホームランとなった。


ブルージェイズの先発は第1戦でも登板したT.イェサベージ(22)。前日第4戦でWS初の二刀流も7回途中4失点でPO初黒星、打撃では7戦ぶりノーヒットだった大谷。この日の第1打席は、ボールを見極めカウント2-2からの6球目、外角低めのストレートに詰まらされ投ゴロに倒れた。


2点を追うドジャース打線だが、イェサベージの微妙に動くストレートを狙ってもファウル。追い込まれてからは縦に落ちるスライダー、ストレートと同じ軌道で落ちるスプリットと翻弄され、2回は3者連続三振と攻略の糸口が見つからず。


3回は先頭のM.マンシー(35)が見逃し三振となりドジャースは5者連続三振。だが本拠地が静まり返る中、8番・E.ヘルナンデス(34)が、内角へのストレートを上手く腕をたたんでレフトスタンドへソロ本塁打。ムードメーカーの一撃でスタンドは大歓声に変わった。チームも反撃ムードを取り戻すと、2死走者なしで大谷の第2打席を迎えた。“MVPコール”が響く中、カウント2-2から低めのスプリットに空振り三振に倒れた。


1対2と1点差に詰め寄ったドジャースだったが、4回のスネルは、先頭D.バーショ(29)にライト線へのスリーベースを打たれると、続くA.クレメント(29)にセンターへの犠牲フライを許し1-3。一方、イェサベージは5回まで77球を投げて10奪三振、打線はE.ヘルナンデスのホームランで奪った1点のみ。


6回、先頭で迎えた大谷の第3打席は、追い込まれてから甘く入ってきたスライダーを捉えたが、打球は上がらずライナーでライトへ。ドライブがかかった打球をA.バーガー(25)がダイビングキャッチ。好プレーに阻まれてチャンスを作ることが出来なかった。


終盤に入った7回、スネルは先頭打者にヒットを許すと、ワイルドピッチで進塁させてしまい、1死一・二塁からもこの回、2つ目のワイルドピッチで1死一・三塁のピンチに。ここは先頭打者弾を浴びている1番・シュナイダーをチェンジアップで三振と2アウトを奪った。


続くゲレーロJrを迎えたところでD.ロバーツ監督(53)はスネルからE.エンリケス(23)にスイッチ。だがフルカウントから勝負球を引っかけてしまい、大きくそれてワイルドピッチ。三塁走者が生還し1対4。さらに3番・B.ビシェット(27)にはライト前へタイムリーを許し、自滅する形で1対5と突き放された。


その裏、先頭のF.フリーマン(36)が空振り三振を奪われて、イェサベージは毎回の12奪三振。新人選手として1949年、中日でもプレーしたD.ニューカム(ドジャース)の記録を抜き、WS史上最多奪三振をマーク。自己最長イニングの7回を投げ切った。


8回には3人目、A.バンダ(32)は先頭打者にヒットを許すと、ワイルドピッチで走者が二塁へ。バーガーの進塁打で三塁にランナーを背負うと、カイナーファレファにタイムリーを浴び、またもミスからの失点で1対6。8回は、2死一塁で大谷の第4打席を迎え、2人目、S.ドミンゲス(30)のスプリットを捉えたが、ファースト正面のゴロに倒れた。


ドジャースは投手陣のミスが響き、2試合連続で終盤7回に失点。今季最後となった本拠地での試合を白星で飾れず、ブルージェイズに王手をかけられてトロントに移動となった。


【25年ワールドシリーズ結果】
第1戦 〇ブルージェイズ 11ー4 ドジャース
第2戦 ブルージェイズ 1ー5 ドジャース〇
第3戦 〇ドジャース 6×ー5 ブルージェイズ
第4戦 ドジャース 2ー6 ブルージェイズ〇
第5戦 ドジャース 1ー6 ブルージェイズ〇
第6戦 ブルージェイズードジャース


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