
陸上男子100m日本記録保持者の山縣亮太(33、SEIKO)が30日、オンラインで会見を行った。
4月1日からは、競技を継続しながら「慶應義塾大学体育研究所」専任講師にも就任する。アスリートと講師という二足のわらじを履くこととなった山縣は「自分をある意味実験台にしながら、理論や研究というところで文字にしてみたり。そういう整理する作業をしっかりする」と話し、「今年9秒台や日本記録を実際に出すことができたら、そのときに自分が感じたことや取り組んだことの一つ一つが、次の世代に残せる財産になると思う。そこをしっかり研究して整理をする。その上できちんと慶応の学生に伝えていく」と、ビジョンを語った。
山縣の今季初戦は、2月14~15日に鹿児島で開催される「Japan Athlete Games in Osaki」の60mだという。「世界室内の標準切りの大会になるので、そこで6秒59をターゲットにして頑張りたい」と意気込んだ。
昨年4月、山縣はウェイトトレーニング中に左足の親指を骨折。織田記念やセイコーゴールデングランプリを欠場した。それでも5月末に復帰すると、8月に福井県で行われたアスリート・ナイト・ゲームズで10秒08をマーク。自身4年ぶりとなる10秒0台の走りを見せた。「昨年10秒0台で走れたことを一つの自信として、そこから少しでも多くのものを積み上げていくという発想の中で、9秒台や日本記録を目指していきたい」と、さらなる高みを目指す。最後に今季のテーマを問われると、「日本代表復帰でお願いします」と、笑顔で答えた。
山縣はリオデジャネイロオリンピック男子4×100mリレーの第一走者として、銀メダル獲得に貢献。東京五輪では日本選手団主将を務めた。2021年6月の布勢スプリントでは100mで9秒95の日本記録を樹立した。
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