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吉田祐也が日本人トップの2位!青学大後輩・黒田朝日は4秒差の3位、終盤のデッドヒート「非常に頼もしい」と感謝【別大マラソン】

スポーツ
2026-02-01 14:50

■第74回別府大分毎日マラソン大会(1日、大分市高崎山うみたまご前~大分市ジェイリーススタジアム、42.195㎞)


別府大分毎日マラソン大会が行われ、東京世界陸上代表の吉田祐也(28、GMOインターネットグループ)が2時間6分59秒(速報値)、日本人トップの2位でフィニッシュ。終盤、青山学院大の後輩、“シン・山の神”黒田朝日(21、青山学院大4年)とのデッドヒートを制した。黒田は2時間7分03秒と4秒差の3位、優勝はエチオピアのG.マスレシャ(25)。


今大会は愛知・名古屋 2026アジア大会代表選手選会と、28年のロサンゼルス五輪代表選手選考レースであるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権獲得を兼ね、吉田、黒田ら6人がMGCの出場権を獲得。吉田はアジア大会の代表有力候補となった。


この日は吉田と黒田が並んでスタートラインに。黒田がカメラに向かって笑顔を見せると、吉田も思わず笑ってしまうなど和やかなムードとなった。気温は8.7℃、風速は3.8mとやや風が強いコンディション。最初の1㎞は約3分05秒と向かい風を受けた影響でスローペースとなった。


黒田は集団の中に入って、なるべく風を受けないような走り。吉田は集団の後方に付けた。5㎞は15分02秒、青学勢は黒田を中心に固まって走り、沿道からは黒田への声援があると、解説を務めた原監督は「やはり神は違いますね」と口にした。


10㎞まで先頭集団は約40人と静かな展開。11㎞、給水所付近でA.ガシャフン(27)が転倒するアクシデントも後続の選手は上手く避けて巻き込まれることはなかった。さらに15㎞付近の給水所では伊福陽太(23、住友電工)が転倒、左足つけ根部分を押さえて立ち上がれない状態となった。


20㎞でも先頭集団は38人ほど。ここで今年の箱根駅伝8区で区間賞、旭化成に進む塩出翔太(4年)が青学勢で遅れ始めると、22㎞付近では宇田川瞬矢(4年)も苦しい表情を浮かべて遅れた。25㎞では箱根駅伝で1区にエントリーも発熱で欠場、卒業後は陸上を引退、ラストレースとなった荒巻朋熈(4年)もサバイバルレースから脱落した。27㎞で平松享祐(3年)も遅れて、現役青学勢は黒田のみとなった。


30㎞でペースメーカーが外れると、集団を引っ張ったのが、4月からSGホールディングスに進む初マラソンの溜池一太(中央大4年)と吉田の2人。溜池と吉田が駆け引きを始めて、ペースを徐々に上げると、ここについていけない選手が脱落し始めた。32㎞付近で先頭集団は13人、小野知大(26、GMO)、服部勇馬(32、トヨタ自動車)などが遅れ始めた。


33㎞でG.マスレシャが飛び出し、これに付いていったのが初マラソンとなる鈴木塁人(28、GMO)、3番目に黒田、続いて吉田が反応した。35㎞で2位集団は黒田、吉田、溜池、福谷颯太(25、黒崎播磨)、古賀淳紫(29、安川電機)の5人。


36㎞付近で遅れたのが溜池、そして、37㎞で古賀が足をつってスピードダウン。38㎞付近では黒田と吉田が並走、黒田の走りを見て、原監督は「別大にも朝日が登りそうですね」と背中を押した。


ラスト3㎞、黒田と吉田の“青学先輩・後輩コンビ”でトップのマスレシャを追っていった。40㎞で黒田が前に出ると、吉田は後ろについた。残り1.5㎞で吉田はやや苦しそうな表情を見せたが、最後の給水所でスパート。ここで吉田が前に出た。虚をつかれた黒田は落ち着いて後ろについたが、残り800mでさらにスパート、黒田との差を開いていった。


そして競技場での勝負となったが、スタジアムに入って、吉田はさらにギアを上げ黒田との差を広げて日本人トップの2位。黒田は3位、ゴール後には吉田は黒田のもとに歩み寄り、抱擁で健闘を称え合った。


レース後、吉田は「序盤から冷静に走ることが出来た」と話し、後輩の黒田との戦いには「非常に頼もしいなと思った。普段も一緒に練習していますし、ラストまで競り合うことができて、自分自身も成長出来ていますし、本当に感謝している」と終盤のデッドヒートを振り返った。


【第74回別府大分毎日マラソン大会 結果】
優勝:G.マスレシャ
2位:吉田祐也 ※MGC出場権利獲得
3位:黒田朝日 ※MGC出場権利獲得
4位:福谷颯太 ※MGC出場権利獲得
5位:井上大仁 ※MGC出場権利獲得
6位:古賀淳紫 ※MGC出場権利獲得
7位:溜池一太 ※MGC出場権利獲得
8位:M.R.エルアーラビ
9位:聞谷賢人
10位:白川陽大


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