
第108回全国高校野球選手権は20日、準決勝2試合が終了し、決勝カードが決まった。5年前の優勝以来となる決勝進出を決めた智弁和歌山(和歌山)と、初めての決勝進出を果たした健大高崎(群馬)が深紅の大優勝旗をかけ、ぶつかる。
【日程・結果一覧】夏の甲子園 智弁和歌山が横浜に逆転勝ちで決勝へ 健大高崎vs天理の勝者と激突 ※随時更新
智辯和歌山は、21年の優勝後、甲子園に出場した22年、24年、25年の夏は初戦敗退。5年ぶりの初戦突破から決勝へと勝ち上がった。準決勝1試合目では、28年ぶりの決勝進出を目指す横浜と対戦。エース和気匠太(3年)が初回に適時打を許し先制されるも、その後智弁和歌山の打線が爆発。3回に横浜のエース織田翔希(3年)から、5番・楠本龍生(3年)が大会8号3ランを放つなど、一挙に4点を奪い逆転。さらに7回にも楠本の適時打で3点を追加。7ー1で21年以来5年ぶりの決勝に駒を進めた。
健大高崎は、夏の大会で2度の優勝経験がある奈良の天理を破り、初めての決勝進出を果たした。準決勝2試合目では初回、先発・佐藤麻恩(3年)が1死から四球で走者を出すも、後続を抑え無失点で切り抜けると、その裏、「4番・DH兼先発投手」の佐藤が1死一、二塁の場面で右前適時打を放ち先制した。9回には2死満塁のピンチを招いたが、4人目のマウンドに上がった背番号「1」、石垣聡志(2年)が空振り三振に仕留めた。1点を守り切った健大高崎。24年の春に優勝も夏の過去最高成績はベスト8。02年の創部以来、初となる夏制覇を目指す。
今大会は、春夏の甲子園大会通じて初めて女性の審判員が起用されたほか、「より正しい判定」をすることに加え、審判への誹謗中傷対策の狙いでビデオ検証が導入された。
決勝は22日土曜日に行われる。
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