
■プロ野球 阪神 1ー4 中日 (15日 甲子園)
中日は阪神との今季最終戦を制し1998年7月以来となる甲子園で阪神に同一カード3連勝を達成。対戦成績を10勝15敗で終え、シーズン成績は57勝74敗2分の借金17に減らした。また4位・ヤクルトが最下位・広島に敗れたため、ゲーム差は「1」。
試合は3回に無死二、三塁からサノーの内野ゴロ間に先制も、5回に先発・柳が森下に適時打を許し同点に。それでも6回にサノーが昨季から52試合連続無失点中の阪神4番手・石井から22号2ランで勝ち越すと、7回に福永の適時打で加点。7回以降は齋藤、森博、松山の継投で3点リードを守り抜いた。柳は6回7安打1失点(自責1)の粘投で甲子園2684日ぶり白星。松山は29セーブ目。
先発・柳は6勝5敗、防御率2.38で今季24度目の登板。前回の8日・巨人戦(東京ドーム)は7回6安打無失点で勝ち投手となり、自身2連勝中。
阪神戦は今季6度目で、ここまで0勝2敗も防御率1.97はセ対戦球団別で最も好相性を誇るが、甲子園では19年5月11日を最後に12試合連続勝利がない柳。立ち上がりは2死から森下にレフト前安打も、佐藤を空振り三振に斬る。
2回は1死から6番・前川に左中間への二塁打、続く元山には四球を与え一、二塁と得点圏に走者を置いたが、坂本、先発・ルーカスを連続で見逃し三振に封じ無失点。
スタメン野手は1番セカンド・福永、2番ショート・村松、3番レフト・細川、4番ファースト・サノー、5番サード・石川昂、6番ライト・福元、7番センター・花田、8番キャッチャー・石伊のオーダーを組んだ。
打線は3回表に、先頭の花田がストレートの四球を選びチーム初出塁を果たすと、進塁打2つで2死三塁としたが、福永が遊飛を打ち上げ残塁。3回裏の柳は2死から3番・森下にセンター前へ2打席連続安打を浴びるも、佐藤を中飛に抑える。
4回表、先頭・村松が四球、細川がレフト線二塁打で無死二、三塁と好機拡大。サノーの遊ゴロ間に先制するも、1死三塁で代わった神宮の前に、石川昂の遊ゴロで三本間で挟殺されて2死一塁。福元の投内安打で一、二塁としたが、花田が空振り三振に倒れ1点に終わる。
するとその裏、柳は先頭の5番・大山に四球、前川にライト前安打、その後元山に犠打を決められ1死二、三塁。8番・坂本にストレートの四球を与え満塁の大ピンチも、代打・糸原を二ゴロ併殺打に取り、無失点で切り抜けた。
5回の攻撃は阪神3番手・岡留の前に、石伊、柳が内野ゴロ、福永が右飛で3者凡退。その裏、柳は先頭の近本にライト前安打、中野に初球犠打を決められ1死二塁。そして森下に猛打賞となるライト前適時打を献上し、1-1の同点に追いつかれる。
なお2死から大山にレフト前安打でつながれ一、二塁と再び得点圏に走者を背負った柳。それでも前川を遊ゴロで凌ぐと、6回表は阪神4番手・石井に対し1死から細川が四球、サノーが左中間スタンド最前列へ22号2ランを運び3-1と再び勝ち越し。
なお2死から福元のレフト線二塁打でチャンスメイクするも、花田が空振り三振で残塁。その裏柳は6回もマウンドに上がると、元山を空振り三振、坂本を中飛、代打・立石を二ゴロと下位打線をこの日初めて3者凡退に抑えた。
柳は6回101球、被安打7、与四球3、5奪三振、1失点(自責1)で勝利投手の権利を持って降板。7回表は阪神5番手・及川に対し、石伊、代打・高橋周がレフト前へ連打で無死一、二塁とすると、福永のレフト前適時打で4-1。
その後1死から細川が四球で満塁としたが、サノーが見逃し三振、石川昂が中飛と追加点ならず。その裏、齋藤が1死から中野にセンター前安打もこの回アウト3つすべて空振り三振で奪う。
8回の攻撃は阪神6番手・岩崎から先頭・福元がショートへ自身初の猛打賞を決める内野安打、花田の四球で無死一、二塁としたが、石伊がスリーバント失敗、高橋周が空振り三振、福永が中飛で2者残塁。
それでも8回裏は3番手・森博が2死から元山にライト前安打を許すも、代打・髙寺から空振り三振を奪う。
3点リードで迎えた最終9回は松山が代打・豊田に死球、近本のライト前安打で無死一、二塁も無失点に抑え4-1でゲームセット。
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